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中一光学のSPEEDMASTER F0.95シリーズにMマウント用50mmが追加

新規光学系を採用 距離計にも連動

株式会社焦点工房は2月26日、中一光学のMマウント用交換レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95」を発売した。ブラックとシルバーの2色展開で、希望小売価格は10万円(税別)。

ライカMマウントに対応した、焦点距離50mmのMFレンズ。35mm判フルサイズのイメージサークルをカバーしながら、開放F値をF0.95としている。最短撮影距離は1m(最大撮影倍率は0.05倍)で、距離計にも連動する。

レンズ構成は8群11枚。このうち、EDレンズを2枚、超高屈折率レンズ5枚、超高透過レンズ1枚を含んでいる。絞り羽根は9枚で、最小絞りはF16。

外形寸法は81×75mmでフィルター径は67mm。鏡筒には金属素材を採用しており、質量は約668g。

レンズフードは内蔵型。このほか、距離計連動の微調整で利用できるツールが付属する。

なお、SPEEDMASTERのF0.95シリーズのうち、焦点距離50mmのレンズには、キヤノンEFマウント用の「SPEEDMASTER 50mm F0.95 EF」とソニーE、ニコンZ、キヤノンRF用の「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」もラインアップしているが、本レンズとはレンズ構成および使用レンズが異なっている(EFマウント版は6群12枚、ミラーレス3マウント用は7群10枚)。

同レンズによる撮影サンプルは、中一光学のWebページ上で多数確認できる状態となっている。

本誌:宮澤孝周