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中一光学、マイクロフォーサーズ用の大口径MFレンズ「SPEEDMASTER 35mm F0.95 II」

株式会社焦点工房は4月15日、中一光学のマイクロフォーサーズ用交換レンズ「SPEEDMASTER 35mm F0.95 II」を発売した。希望小売価格は6万500円(税込)。

35mm判換算70mm相当の画角が得られるMFレンズ。ブラックとシルバーの2カラーで展開する。

超高屈折率ガラスレンズ1枚と高屈折低分散レンズ5枚を含む8群11枚のレンズ構成を採用し、開放F値をF0.95としながらも、質量約390g、最大径62mm×全長58mmのコンパクトサイズを実現。最短撮影距離は0.35mと、寄れる点も特徴となっている。

本レンズは他にAPS-Cセンサーを搭載する、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M用をそれぞれラインアップしている。新たに追加されたマイクロフォーサーズ用を含め、光学系はいずれも同じ。

中一光学の製品説明によれば、携帯性およびカメラボディとのバランスを考慮したデザイン設計を採用したレンズだとしており、F0.95の明るさをいかして、光量に乏しい場所での手持ち撮影や、ボケ味をいかした撮影で活用できるとしている。

外装は金属素材を採用。絞りリングはクリックレス仕様となっている。

本誌:宮澤孝周