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プロフォト、スマホ連携に対応したジェネレーター「Pro-11」

閃光時間1/80,000秒を継承するフラッグシップモデル

プロフォト株式会社は2月24日、同社ストロボをスマホアプリ上からコントロールできるシステム「Profoto AirX」への接続に対応したジェネレーター「Profoto Pro-11」を発売した。希望小売価格は199万9,800円(税込)。

最大出力2,400Wsのジェネレーター。出力範囲は2.4〜2,400Wsで、1/10単位で調整が可能。従来製品「Profoto Pro-10」(2016年9月発売。Pro-11発売後も併売となる)との主な違いは、新たにProfoto AirXシステムに対応したこと。

Profoto AirXは、iPhoneおよびAndroid向けに提供されているアプリ「Profotoアプリ」を利用して、同社製のバッテリー式モノブロックストロボ「Profoto B10、B10 Plus」のほか、クリップオンタイプの「Profoto A10」、円形ヘッド分が独立した形状の「Profoto C1、C1 Plus」の無線同期・コントロールを可能にするシステム。1灯によるライティングから、多灯でのライティングまで対応している。

Profoto AirXへの対応により、ストロボ本体を操作する場合にも、シンプルなUIで設定の確認が可能となるなど、ワークフロー効率の向上も特徴としている。

最短で1/80,000秒の高速閃光に対応するほか、最高で秒間50回の発光に対応するリサイクルタイムの短さ(0.02〜0.7秒)が特徴。設計ではタフなストロボユースでの使用を考慮して、堅牢性にも配慮。ファン冷却や自動ダンピングも搭載している。

同社ではハイボリュームなスタジオ撮影や、ファッションやアクション、ハイスピード撮影といった高速な閃光速度が求められるケースなど、チャレンジングな撮影状況に好適な製品だと説明している。

外形寸法は29×21×30cmで重量は13.2kg(Profoto Pro-10と同じ)。1/4シンクロソケットによる有線接続にも対応する。

本誌:宮澤孝周