イベントレポート

【CP+】プロフォト、「世界最速のスタジオフラッシュ」を実演

ソニー用の無線コントローラー「Air Remote TTL-S」も展示

プロフォトブースでは、「世界最速のスタジオフラッシュ」を謳うジェネレーター「Profoto Pro-10」のデモを行っていた。

Pro-10は最大出力2,400Ws×2の高出力ジェネレーター。2016年9月の発売だが、実売で税込170万円を越えるフラッグシップモデルとあって一般にはなかなかお目にかかることは無いだろう。

ブースでは、水中にレンを落とした所を「短い閃光時間」を活用して、水しぶきを止めて写すデモを実施。1/8秒、F14、ISO200の設定でストロボの光のみで写す。マニュアルモードで撮れるタイプであれば持参のカメラで手持ちでトライできる。

以下は筆者が挑戦したカットだが、飛び散る水滴がしっかり止まって写っていた。

上の写真の一部を拡大したもの

またソニー用となるワイヤレストランスミッター「Air Remote TTL-S」も2月に発売された新製品。これまでTTL対応の同社トランスミッターはキヤノン用とニコン用のみだったが、この度ソニー用が追加された。

説明員によるとソニー用の登場を待っていたユーザーが多かったとのことで、一時在庫切れが起きたほどだったという。発売したばかりとあって、現時点ではキヤノン用とニコン用よりも出ているという。

モノブロックストロボの「D2 AirTTL」も比較的新しいモデル。価格はPro-10よりも大幅に安いが、これも最短閃光時間1/6万3,000秒と閃光時間の短さを売りにしている。このモデルでも、先ほどの水しぶきを止める撮影はできるとのことだ。

本誌:武石修