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プロフォト、スマホからストロボ製品をコントロールできるアプリにAndroid版
Samsung Galaxyシリーズに対応
2020年12月2日 11:05
プロフォト株式会社は12月1日、スマートフォンから同社のストロボをコントロール可能にするアプリ「Profoto Camera」のAndroid版(BETA。Android OS 8以降対応)をリリースした。
同アプリはiOS用がはやくから登場。Android版が期待されていた。今回のリリースは開発段階であることを示す“BETA”が名称に含まれている。
Profoto AirXに対応しており、スマートフォンの撮影でキセノン管を発光させるProfoto A10/B10/B10 Plusの同期が可能となる。また円型ヘッドを採用するLEDライトProfoto C1/C1Plusを同期させることもできるという。
今回のAndroid版リリースにあたっては、自動調光アルゴリズムにより簡単に好みのライティング効果が得られるという機能「AirX Smart-TTL」を新たに搭載している。
AirX Smart-TTLでは、発光量を3つのモードからコントロールできる「フラッシュ コントラスト効果」と色温度の調整に対応した「フラッシュ 色温度効果」(こちらも3種類のモードから選択できる)を搭載。光量やシャッタースピード、色温度やホワイトバランスといった各種設定をマニュアルで調整する必要があった従来のTTL方式に比べて、シンプルな操作で思い通りの写真表現が可能になるとしている。
フラッシュ コントラスト効果の調整項目は、ナチュラル/バランス/ドラマチックの3種類。「ナチュラル」は、環境光に対してストロボ光が弱いフィルライトとして加わり、影をやわらげてナチュラルな仕上がりが得られるという。「バランス」はストロボ光と環境光双方のバランスがとられ、「ドラマチック」では、ストロボ光がメインの光源となり、濃く暗い影をつくりだすことでドラマチックな仕上がりが得られるとしている。
フラッシュ 色温度効果は、写真の雰囲気をコントロールできるという機能。搭載するアルゴリズムにより、寒色/ニュートラル/暖色に振った写真に仕上げられるという。
このほか、「Proモード」も搭載しており、出力光量や色温度、カメラ設定などをマニュアルでコントロールすることも可能。複数灯のストロボの接続やコントロールにも対応しているという。
対応するスマートフォン
Samsung Galaxyシリーズ
S8 line
S9 line
S10 line
S20 line
Note 9 line
Note 10 line
Note 20 line
対応製品
Profoto B10
Profoto B10 Plus
Profoto A10
Profoto C1
Profoto C1 Plus