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ソニー、G Master最広角の「FE 12-24mm F2.8 GM」
後部にフィルターホルダーを装備 α9系の高速性にも対応
2020年7月8日 13:04
ソニーは、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズ「FE 12-24mm F2.8 GM」(SEL1224GM)を8月7日に発売する。希望小売価格は税別38万920円。
ソニー最高峰のG Masterレンズラインナップを拡充する超広角ズームレンズ。広角端12mmから開放F2.8固定である点のほかにも、大口径超広角ズームでありながら小型軽量な点や、XDリニアモーターによる高速・高精度・静粛なAFが特徴。α9シリーズの高速AFや高速連写に最適としている。
また、前面にフィルター取り付け部がない交換レンズとして、レンズ後部にリアフィルターホルダーを備えるのもトピック。市販のシートフィルターを装着するためのもので、フィルターを切り抜くためのフィルターテンプレートが付属する。
レンズ構成は14群17枚(高度非球面のXAレンズ3枚などを含む。うち1枚はαレンズ史上最大径のXAレンズ)。内部の反射防止には、より曲率の大きなレンズ面にも施せるというナノARコーティングIIを新採用している。最前面にはメンテナンス性を高めるフッ素コートを施した。
最短撮影距離は0.28m。フォーカシングによる全長変化がないインターナルフォーカシング方式で、撮影距離によって生じる諸収差を抑えるフローティングフォーカス機構も採用している。
絞り羽根は9枚(円形絞り)。
最大径×全長は97.6×137mm。重量は847g。フードは固定式。
ソニー製Eマウントレンズで焦点域の近い製品としては、「FE 16-35mm F2.8 GM」、「FE 12-24mm F4 G」などがある。