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"倒す・回す・押す"片手入力デバイス「Orbital2」

LightroomやPremier Proなどに対応

株式会社ソフトウェア・トゥーは4月17日、Brain Magicの入力デバイス「Orbital2」を販売開始した。希望小売価格は税別3万2,000円。

本製品は、キーボードのキー(ショートカットキー)操作を無くすことを目的とした入力デバイス。ジョイスティックを「倒す」、ダイヤルを「回す」、ボタンを「押す」の3つの動作を組み合わせ、複数のパラメーター調整をシームレスに行えるという。

Lightroom、Photoshop、Capture One、Premier Pro、DaVinci Resolveなどのクリエイティブ系ソフトウェアにあらかじめ対応しており、キーボードショートカットやマウスで行っていた操作を代用できる。

オービタルエンジンモードは、ジョイスティックを倒す方向によって各機能を選択し、ダイヤルを左右に回すことで機能を実行。イラストレーターの場合は「ズームイン・アウト」「ビュー回転」「ブラシサイズの調整」、映像クリエイターの場合は「シーケンスの拡大・縮小」「フレーム移動」「オーディオトラックの拡大・縮小」などに設定することで、直感的に操作を実行できるという。倒した瞬間に機能を実行するジョイスティックモードも搭載する。

この他にも、インターフェースとして2つのリング(フラットリング、グローリング)を搭載。ジョイスティック周囲のフラットリングは、8つのスイッチから構成されるインターフェースで、キーボードのキーがアサインできるほか、キーの連打や長押しをサポートしている。グロウリングは、RGB(フルカラー)のLEDを搭載し、ソフトウェアごとの色を設定できる。

主な仕様

対応するソフト

Photoshop
Lightroom
Illustrator
Bridge
After Effects
Premiere Pro
InDesign
Capture One
XD
CLIP STUDIO PAINT
SAI
Painter
Final Cut Pro
※基本的にショートカットキーが設定されているソフトウェアで使用可能

PC対応

接続方法:USBによる有線接続
必要システム
・USBポートを搭載したPC(転送速度:USB2.0以上を推奨)
・RAM:4GB以上(8GB以上を推奨)
・推奨OS:Windows 10 64bit、MacOS X10.11 EI Capitan、macOS10.12 Sierra、macOS10.13 High Sierra、macOS10.14 Mojave

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。