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マイクロフォーサーズがマウント別台数シェアで2019年国内No.1に

2008年発表のミラーレス規格 賛同企業は現在54社

オリンパス株式会社とパナソニック株式会社は2月12日、2008年に共同で発表したマイクロフォーサーズシステム規格において、2019年における日本国内のレンズ交換式デジタルカメラ市場で、レンズマウント別台数シェアNo.1を達成したと発表した。

両社によると、2019年はマイクロフォーサーズシステム規格に準拠した4機種のミラーレスカメラを新たに導入。その結果、国内市場におけるレンズマウント別トップの台数シェア19.8%を達成した。

なお、マイクロフォーサーズ規格の賛同企業は現在、BtoB企業も含め54社になっているという。

具体的には、オリンパス株式会社とパナソニック株式会社のほかに、日本国内の企業では株式会社シグマ、株式会社コシナ、株式会社タムロン、興和株式会社、株式会社ケンコー・トキナー、シャープ株式会社などがある。

国外の企業としては、カールツァイスやBlackmagic Design、DJIなどが賛同している。

オリンパス初のマイクロフォーサーズ機「E-P1」(2009年発売)
パナソニック初のマイクロフォーサーズ機「LUMIX G1」(2008年発売)

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。