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Zマウント初の高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」
約570g・フィルター径67mm 5段分の手ブレ補正機構も内蔵
2020年2月12日 13:08
ニコンは、「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」を4月に発売する。希望小売価格は税別12万6,800円。
ニコンFXフォーマットに対応する、ズーム比8.3倍の高倍率ズームレンズ。重量約570g、フィルター径67mmというサイズ感に仕上げ、荷物を減らしてレンズ1本で撮影したいシーンに向ける。手ブレ補正機構(VR)の効果はシャッター速度5段分としている。
フルサイズミラーレスの競合他社には既に24-240mmのレンズが存在するが、それらに比べてズーム比を24-200mmに抑えた本レンズは200gほど軽量で、かつ240mm相当にクロップしても解像感では他社24-240mmレンズに負けないとアピールしている。
また、大口径マウントを活かして後ろ玉を大きくしたことにより、ズームアップした場合でもレンズの重心がほぼ変わらないという。同社初採用のアルミマウントも耐久性維持と軽量化に寄与した。
レンズ構成は15群19枚。EDレンズ2枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚、反射防止のアルネオコートを含む。最短撮影距離は24mmで0.5m、200mmで0.7m。最大撮影倍率は0.28倍。
絞り羽根は7枚(円形絞り)。最小絞りはF22-36。
最大径×全長は約76.5×114mm。重量は約570g。フィルター径は67mm。