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ニコン、DXフォーマット用のNIKKOR Zレンズを発売
標準ズーム/望遠ズームの2本 最新版レンズロードマップも公開
2019年10月10日 13:48
ニコンは、交換レンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を11月下旬に発売する。
ニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ相当)に対応するZマウントの交換レンズ。どちらも携帯時に鏡筒全長を縮められる沈胴式としている。ボイスコイルモーターによるレンズシフト式の手ブレ補正機構を搭載した。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
35mm判換算24-75mm相当の画角を得られる標準ズームレンズ。希望小売価格は税別4万1,100円。
レンズ構成は7群9枚(非球面4枚、EDレンズ1枚)。7枚羽根の円形絞りを採用している。フィルター径は46mm。
最短撮影距離は0.2(24mm時)〜0.3m(50mm時)。
絞り範囲は16mm時にF3.5-22、50mm時にF6.3-40。
沈胴時の最大径×全長は約70×32mm。重量は約135g。
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
35mm判換算75-375mm相当の画角を得られる望遠ズームレンズ。希望小売価格は税別4万8,800円。
レンズ構成は12群16枚(EDレンズ1枚を含む)。7枚羽根の円形絞りを採用している。フィルター径は62mm。
最短撮影距離は0.5(50mm時)〜1.0m(250mm時)。
絞り範囲は50mm時にF4.5-22、250mm時にF6.3-32。
沈胴時の最大径×全長は約74×110mm。重量は約405g。
最新のZマウントロードマップが公開
ニコンは同日、NIKKOR Zレンズの最新ロードマップも公開した。DXフォーマットのレンズについては今回発表の2本に加え「DX 18-140mm」を予告。35mm判換算28-210mm相当の高倍率ズームレンズと見られる。
なおFXフォーマットのレンズでは、2018年8月に開発発表された「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」が正式発表されている。詳細記事はこちら。