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キヤノン「EF400mm F2.8L IS III USM」「EF600mm F4L IS III USM」の最新ファームウェアが公開
EOS-1D X Mark IIでのサーボAF+フルタイムMFを有効化するサービスも
2019年11月7日 13:17
キヤノンは11月7日、交換レンズ「EF400mm F2.8L IS III USM」「EF600mm F4L IS III USM」の最新ファームウェアを公開。あわせて、EOS-1D X Mark IIユーザー向けのカスタマイズサービスを発表した。
ファームウェアの更新内容は次の通り(引用)。
EF400mm F2.8L IS III USM / EF600mm F4L IS III USM(Version 1.1.2)
・マニュアルフォーカススピードスイッチ1、2のフォーカス速度を高速化
※低速側のスピードスイッチ3の速度は変わりません。
・EOS 5D Mark IV、EOS 6D、EOS Rとの組み合せでの手持ち撮影において、低速シャッター時の手振れ補正効果を向上
EOS-1D X Mark IIでサーボAF+フルタイムマニュアルが可能になるサービス
上記ファームウェアに更新したレンズを同社サービス窓口に持ち込むと、EOS-1D X Mark IIとの組み合せ時にサーボAF中のフルタイムマニュアル機能(AF後にシャッターボタン半押しの状態でMFできる機能)が追加できるという。
これまではEOS-1D X Mark IIがワンショットAF設定の場合に限りフルタイムマニュアルを使えたが、本サービスによりサーボAF時にもフルタイムマニュアルが使えるようになる。
サービス料金は無料(送料などのみユーザー負担)。11月7日から順次受付を開始するという。窓口に持ち込んだ場合は当日対応が可能だという。