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KPI、円形ヘッドのクリップオンストロボ「GODOX V1」を国内発売
マグネットでアクセサリーを装着 モデリング用LEDライトも
2019年10月17日 13:37
株式会社ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)は、GODOXの新製品として、クリップオンストロボ「GODOX V1」を10月23日に発売する。
既に海外では発表済みだったが、2019年3月にProfotoから「Proforo A1」のデザインおよび、技術を模倣していると指摘された件もあり、日本での正規国内代理店であるケンコープロフェッショナルイメージングは販売を未定としていた。今回、正式に日本国内での販売が決定したことになる。
対応モデルとして、キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、ペンタックス、オリンパス/パナソニック用をラインナップした。
本製品は最大出力が76Wsとなっており、クリップオンストロボ「GODOX V860 II」とほぼ同等の光量をもつクリップオンストロボ。
円形のヘッドを採用し、均一で美しい配光が可能だとしている。
LEDによる10段階のモデリングランプを内蔵した。
ヘッド部には、マグネット式のアクセサリーキット「AK-R1」の各種アイテムをワンタッチで装着できる。
専用のリチウムイオンバッテリーは、フル発光でも約1.5秒の高速チャージが可能なほか、バッテリー1個で約480回のフル発光が行える。
照射角は、28~105mmレンズに対応するズーム機能を搭載。
バウンスの可動範囲はスイング(0~330度)、チルト(-7~120度)。
ワイヤレス通信「GODOX Xフラッシュシステム」に対応しており、100mまでの範囲内でワイヤレス調光が可能。スレーブだけでなく、カメラにセットした場合は、ほかのオフカメラフラッシュをコントロールできるマスター機能も備えている。
調光グループはマスター時4グループ、スレーブ時5グループを設定可能。チャンネル数は32ch。
カメラなどへの着脱は、クイックリリース・シューロックにより簡単で迅速・確実な装着が可能だとしている。
主な仕様
出力
76Ws(1/1フルパワー)
照射角
28~105mmレンズをカバー、オートズーム、マニュアルズーム
バウンス機能
スイング(左右):0~330度
チルト(上下):-7~120度
発光時間
1/300~1/20,000秒
調光補正
±3EV(1/3段)
シンクロモード
ハイスピードシンクロ対応、最大1/8,000秒、先幕、後幕シンクロ
マルチフラッシュ
最大90~100回、100~199Hz
ワイヤレスフラッシュ機能
マスター、スレーブ、OFF
制御グループ
マスター時:4
スレーブ時:5
送信距離
最大100m
チャンネル
32ch
電源
専用リチウムイオンバッテリー「VB-26」(7.2V、2.6Ah)
リサイクルタイム
1.5秒
発光回数
約480回(フル発光)
外形寸法
76×93×197mm
重量
420g(バッテリー込み530g)
希望小売価格
税別3万3,250円