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Profoto、Godox V1に権利侵害ありと警告

A1との類似を指摘 法的措置を予定

Godox V1の製品画像。Godox公式ブログより。

Profotoは3月15日、Godoxの新製品「Godox V1」が、「Proforo A1」のデザインおよび技術を模倣しているとして、法的措置を講じる予定であると発表した。

Profoto A1とGodox V1が類似している点として、特にProfotoが挙げているのは、

・円形のマグネット式アクセサリー・システム
・ヘッド内蔵のデュアルLEDモデリングライト

の2点。これらをProfotoの独自性として「クリップオンタイプのストロボとして初めて搭載した」と強調している。製品画像を見る限り、デザイン面についても共通点がみられる。

Profotoは現在7件の特許を出願しており、さらにProfoto A1の意匠権に関連したものも7件ある。Profotoによると、GodoxはProfotoからの許諾を得ていないという。これらに基づき、出願中の特許を取得次第、法的措置を講じる予定としている。

また、GodoxがGodox V1を発表した際の資料についても、Profoto A1のマーケティング資料やコンセプトの模倣が見られるという。これらについてもProfotoでは、著作権侵害やその他法律に抵触する可能性が高いとしている。

3月20日現在、本件について中国のGodox本社からの声明はまだない。

日本におけるGodoxの代理店、株式会社ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)によると、日本でのGodox V1の発売は、いまのところ未定とのこと。

Profoto A1

本誌:折本幸治