ニュース

クリップオンストロボ「GODOX V1 Pro」に、OM SYSTEM/パナソニック/富士フイルム用が追加

ワイヤレスフラッシュトリガーの対応も

V1Pro F

株式会社ケンコー・プロフェショナル・イメージングは、GODOXのクリップオンストロボ「V1 Pro」とワイヤレスフラッシュトリガー「X3」の追加モデルを7月25日(金)に発売する。

V1 Pro O/F

円形ヘッドを採用したクリップオンストロボ「GODOX V1」(2019年10月発売)をベースに、着脱可能な補助光「SU-1 サブフラッシュ」を前面に備えたのが「V1 Pro」(2024年6月発売)。キヤノン用、ソニー用、ニコン用が発売済みだが、OM SYSTEM/パナソニック用(V1 Pro O)と富士フイルム用(V1 Pro F)が追加された。

満充電状態で、最大100回のフルパワー連続フラッシュが可能。電源バッテリーはUSB Type-C経由で直接充電できる。

さらに、フラッシュパワーパック「PB960」を接続するための電源ポートも搭載する。

  • 最大出力:76Ws
  • 露出制御:各社TTLオートフラッシュ/マニュアルフラッシュ
  • 照射範囲:28~105mm(オートズーム/マニュアルズーム)
  • バウンス角度:スイング/チルトが水平方向に0~330°、垂直方向に-7~120°
  • 発光時間:1/300~1/20,000秒
  • シンクロモード:ハイスピードシンクロ(最大1/8,000秒)、先幕シンクロ、後幕シンクロ
  • フラッシュ撮影:FEB±3ステップ(各ステップは1/3刻み)、マニュアル ※マニュアルFECとFEBは組み合わせ可能
  • マルチフラッシュ:最大100回、199Hz
  • ワイヤレス機能:送信、受信、オフ
  • 送受信範囲:最大100m
  • チャンネル:32(01〜32)
  • ID:オフ、01〜99
  • モデリングランプ:2W、3,300K±200K
  • バッテリー:7.2V、2,980mAh
  • リサイクルタイム:約1.5秒
  • 発光回数:約500回(満充電・フル発光時)
  • 外形寸法:156×76×124mm
  • 重量580g(バッテリー含む)
  • 価格:6万2,040円

X3 O

2024年6月に発売した無線フラッシュトリガー「X3」に、OM SYSTEM/パナソニック用(X3 O)が追加された。

キヤノン用(X3 C)、ソニー用(X3 S)、ニコン用(X3 N)、富士フイルム用(X3 F)が発売済み。

各社のTTLシステムに対応するフラッシュトリガー。2.4GHzのワイヤレス機能を搭載し、最大100mの範囲でストロボの遠隔操作が行える。

スワイプとタップ操作に対応したタッチパネルを搭載するほか、誤タッチを防ぐ画面ロック機能などを採用する。

内蔵バッテリーによる待機時間は約7日間。USB Type-Cケーブルを利用して、2時間で0%から100%まで急速充電が可能。

  • 対応メーカー:OM SYSTEM、オリンパス、パナソニック
  • 露出制御:各カメラメーカーのTTLオートフラッシュ、マニュアルフラッシュ、マルチ・フラッシュ(FECフラッシュ露出補正=1/3刻み±3)
  • TCM機能:TTLモード時の発光設定値をマニュアルモードに移行
  • ZOOM機能:オートまたは24~200mmに調整
  • シンクロモード:ハイスピードシンクロ、先幕シンクロ、後幕シンクロ
  • メモリー機能:最終操作から2秒後に設定を保存。再起動後は当該保存状態に復帰
  • ディスプレイ:タッチパネル式(輝度調整可能)
  • ワイヤレス機能:2.4GHz
  • ワイヤレス送信範囲:最大100m
  • ワイヤレスID:オフ、01-99
  • チャンネル:32(01〜32)
  • グループ:A〜F、0〜9
  • 電源:3.7V、850mAh(充電式内蔵リチウム電池)
  • 外形寸法:41×47×39mm
  • 重量:48g
  • 価格:1万6,720円
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。