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キヤノン、フルサイズミラーレス用「RF15-35mm F2.8 L IS USM」

手ブレ補正搭載の大口径広角ズーム

キヤノンは、RFマウント広角ズームレンズ「RF15-35mm F2.8 L IS USM」を9月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格は税別27万5,000円。

ミラーレスカメラEOS Rシリーズ用の大口径広角ズームレンズ。2月に開発発表していた製品で、仕様の詳細が明らかになった。同時発表の「RF24-70mm F2.8 L IS USM」および発売時期未定の「RF70-200mm F2.8 L IS USM」との3本で、いわゆる"大三元"と呼ばれる広角・標準・望遠の大口径ズームレンズシリーズを完成させる。

本レンズはCIPA基準でシャッター速度5段分の効果を得られる手ブレ補正機構を内蔵。一眼レフ用EFレンズのF2.8広角ズームには手ブレ補正が非搭載だった。ショートバックフォーカスを活かした小型化と高画質の両立もアピールしている。

レンズ構成は非球面3枚を含む12群16枚。最小絞りはF22。最短撮影距離は0.28m。

レンズコーティングは、SWC(Subwavelength Structure Coating)とASC(Air Sphere Coating)を採用。

絞りは9枚羽根の円形絞り。フィルター径は82mm。

最大径×長さは、約88.5×126.8mm。重量は約840g。

レンズ構成図。副絞りを備えている。
同梱のレンズフードを装着したところ
15mm時
35mm時

本誌:鈴木誠