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小型軽量なソニーEマウントレンズ「SAMYANG AF 35mm F2.8 FE」

フルサイズ対応でAFも装備

株式会社ケンコー・トキナーは、韓国SAMYANG社の新製品として、ソニー Eマウント対応AFレンズ「AF 35mm F2.8 FE」を7月28日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別4万円前後の見込み。

本製品は、ミラーレスカメラの小型・軽量という特徴を妨げない小型化を実現しつつも、35mmフルサイズのイメージサークルに対応した単焦点レンズ。α6000やα5000などのAPS-Cフォーマット機との組み合わせでは、約52mm(35mm判換算時)の画角となる。

また、ウルトラマルチコート技術と非球面レンズ2枚、高屈折レンズ1枚を含む6群7枚構成で、光の不要な分散を抑え、画面の中心から周辺部まで、優れた画質とコントラストを実現するという。

これらにより、日常スナップ、人物、室内インテリア等の撮影だけでなく、野外講演や山登りほか、趣味活動の記録にも適しているという。

さらに、最短撮影距離0.35m(最大撮影倍率0.12倍)と色鮮やかな色再現により、料理写真などのテーブルフォトにも利用できる。

全長33mm。最大径61.8mm。フィルター径49mm。絞り値F2.8~F22。レンズ構成は6群7枚。絞り羽根枚数7枚。重量は85.6g。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。