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ニコン、ナノクリスタルコート採用の「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」
高画素対応の描写力と自然なボケ 最短0.28m
2017年5月31日 13:32
ニコン、交換レンズ「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」を6月30日に発売する。希望小売価格は税別24万7,000円。
ポートレートや風景写真に適したFXフォーマット(35mmフルサイズ)対応の広角単焦点レンズ。APS-Cサイズ相当のDXフォーマット機では、35mm判換算で42mm相当の画角になる。
28mmの画角の特徴として、特にドキュメンタリー撮影やストリート撮影では、広すぎず狭すぎない自然な画角で、構図やアングルに思いを込めた画づくりが楽しめるという。また、最短撮影距離0.28mを活かして、被写体に思い切って近づいた撮影も可能。背景を広く取り込むことで、その場の雰囲気までも写し込めるという。
明るい開放F値1.4による美しい自然なボケ味と、高画素デジタル一眼レフカメラに対応した高い解像力も特徴。絞り開放から周辺部までシャープに描写可能で、非球面レンズ3枚の採用による高い点像再現性、EDレンズ2枚の採用による軸上色収差の補正、ナノクリスタルコートによって実現したゴーストやフレアの低減による描写力もアピールしている。
埃や水滴の侵入を防ぐため、鏡筒の可動部分をはじめ随所で防塵・防滴に配慮した設計を採用しており、レンズの最前面・最後面に埃や水滴が付着しにくく、付着しても拭き取りが容易な独自のフッ素コートを施した。
SWM(超音波モーター)内蔵(RF方式)の静粛かつ高速なAFレンズでありながら、MF時の上質な操作感も実現。フォーカスリングは適度な重さの滑らかな回転で、指先の微妙な感覚を反映した高精度なピント合わせが行える。
レンズ構成は11群14枚(EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、フッ素コートあり)。絞り羽根は9枚。
最短撮影距離は0.28m。最大撮影倍率は0.17倍。フィルター径は77mm。
外形寸法(最大径×レンズマウント基準面からレンズ先端まで)は約83×100.5mm。重量は約645g。
バヨネットフード「HB-83」とレンズソフトケース「CL-1118」が付属する。
電磁絞りのEタイプレンズのため、D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40シリーズ、D3000および、フィルム一眼レフカメラには対応していない。