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パナソニック、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0を海外発表

ライカ銘F2.8-4シリーズ第1弾の標準ズームレンズ

パナソニックは米ラスベガスで開催のイベント「CES 2017」において、交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-ES12060)を発表した。

北米での価格は999.99ドル。出荷は3月。日本での発売についての情報はない。

マイクロフォーサーズマウントを採用する交換レンズで、焦点距離は35mm判換算で24-120mm相当。ズーム比は5倍。同じ焦点距離のレンズとして「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」が発売済みだが、今回発表されたレンズは開放F値が異なり、ライカブランドネームが付与されている。

レンズ構成は12群14枚。非球面レンズ4枚やEDレンズ2枚を採用する。

製品名に「POWER O.I.S.」とあるとおり、レンズ内に手ブレ補正機構を搭載。対応パナソニックボディと組み合わせることで、5軸手ブレ補正のDual I.S.およびDual I.S.2に対応する。

AF駆動はリニアモーター。240fps駆動のコントラストAFに対応。

絞り羽根は9枚。

フィルター径は62mm。

パナソニックでは、LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0をシリーズ化し、最初のレンズとして今回の12-60mmをリリースしたと説明。今後、8-18mm広角ズームレンズ、50-200mm望遠ズームレンズをラインナップするという。

本誌:折本幸治