カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

ながさき沈胴中(その5)

これまでのお話

このカスタムキエフを手がけている職人さんの活動歴はかなり長いようで、よくよく目を凝らしてみるとネットのほうぼうで謎のカメラとして扱われているのは実は彼の作品だった…なんてことがあるそうです。

ここ2年ほどはFacebookで活動を公開されていたらしいのですが、つい最近またネットの海深く潜ってしまわれたとのこと。職人さんは希望者との直接のやり取りはされないそうですが、カスタムキエフについては播磨屋さまが仲介できるやも、とのことなので興味(と覚悟)があられる方はご連絡をされてはいかがでしょう。その前に目を通しておくといいかも……、な本が「Kievプロジェクト非公式導入ガイド」(先進写真機構)です。カスタムキエフの写真をたくさん使って詳細に解説されているので、持つ前にこのカメラの実像(虚像?)をつかめるかもしれません。

取材協力:播磨屋 市蔵さま(@afcamera_mania)
Kievプロジェクト非公式導入ガイド(PDF版)はこちら

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。キエフのレンジファインダーは実像式だっけ、虚像式だっけ……?