カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

イッツア・フォーサーズ・ニュー・ワールド(その1)

これまでのお話

望遠レンズに必要なのは何でしょうか。私なりに考えてみました。物撮りやポートレートでは撮り直しがききます。スナップは広角が主なのでピンぼけの心配はあまりありません。望遠は、野鳥やレース、航空機を相手にしています。撮り直しはもちろんききません。ピントもとても浅いです。そして何よりレンズが重い。レースや航空祭はまだしも野鳥となると現地まで担いて行かなければなりません。撮影ポイントについた時に、その重量を振り回す体力が残っていればいいのですが。フルサイズには確かに利点がありますが、それよりも優先されるものが存在します。オリンパスから8段手ブレ補正、300-1000mm相当ズーム、そしてわずか1.9kgというレンズが出ました。ここに私はフォーサーズマウントの正解を見たように思います。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

飯田ともき

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。とてもうれしい。おりんさんを描ける日をまっていました。