岡嶋和幸の「あとで買う」

1,628点目:写真展の設営道具を整理整頓できるアイテム

TIKAKU「脚立アンダーバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

TIKAKU「脚立アンダーバッグ」

本日より、私の写真ゼミ受講生による3人展『ジャンクション2』が開催されます。昨日はその設営で現場監督を務めてきました。その作業はまるで内装工事のようで、大がかりな展示では専門業者に依頼することもありますが、小規模なので自分たちですべて行います。

これまでも6点目でレーザー墨出し器、67点目でレーザー距離計、781点目で壁裏センサーなど、写真展の設営で役立つ便利アイテムを紹介しました。

ほかにも金づち、メジャー、ドライバー、ペンチ、カッターナイフ、水準器などいろいろなツールを使用し、額装から壁掛けまで計画通りに行うわけですが慣れていないと焦ってしまうなどして、時間ばかりが無駄に過ぎていきます。それらのツールがギャラリー内のあちらこちらに散らばると、探し出すために右往左往。もう汗だくです。

手の届く場所にまとめておけば効率良く進められるのですが、そこで欲しいと思ったのが「脚立アンダーバッグ」です。脚立に簡単に取り付けられるアイテムで、工具や部材などをまとめて置くことができます。脚立を有効活用でき、上り下りするときの邪魔にもなりません。販売価格は2,480円前後です。

内装業者が装着している腰袋も便利そうですが、普段から使い慣れていないとかえって作業効率が落ちるのではないかと思います。でもAmazonの「あとで買う」には三共コーポレーションの製品が入っていました。こちらは2,241円前後です。

Amazonで購入

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。