岡嶋和幸の「あとで買う」

1,539点目:スマホ接続で測定する露出計&カラーメーター

datacolor「LightColor Meter LCM200」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

datacolor「LightColor Meter LCM200」

本日はdatacolor(データカラー)の製品です。同社製品は599点目や1,427点目で紹介した液晶モニターのキャリブレーションツールが広く知られていますが、今回はその名の通り露出計やカラーメーターになる画期的なアイテムです。

1,519点目でセコニックの露出計を紹介したばかりですが、これはちょっと悩ましい存在です。

カラーメーターとしての機能では平均演色評価数など演色性の測定にも使えるとベストなのですが、スペックでそのあたりの記載を見つけることはできませんでした。本体は小型軽量で携行しやすく、専用アプリをインストールしたスマートフォンとBluetooth接続して使用します。

定常光とストロボ光に対応し、静止画はもちろん動画の撮影でも便利に活用できます。販売価格は7万7,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。