岡嶋和幸の「あとで買う」
952点目:暗室がなくてもフィルム現像ができるツール
ars-imago「LAB-BOX」
2023年12月8日 07:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
ars-imago「LAB-BOX」
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今回は暗室がなくてもフィルム現像ができる画期的な製品です。以前からその存在を知っていたのですが、最近またネットショップなどで目にするようになったので紹介します。
私は暗室作業ができる環境があるので必要ないのですが、どのような現像結果が得られるのか気になります。暗室でフィルムをリールに巻き付ける作業が難航したり、うまく巻けていなくて失敗したり、初めて現像を行うとき誰もが経験することなのですが、この製品があれば明るい部屋で確実に行うことができて安心です。
基本セットは35mm判のみ対応で、販売価格は3万2,000円前後です。ブローニー判のフィルム現像には別売のモジュールが必要になります。手回し用のクランクや、内部の液温計測機能とタイマーを備えた蓋もオプションで用意されていて、楽しみながらフィルム現像を行えそうです。