コラム
焦点工房に聞く注目製品「7Artisans交換レンズ」編…1万円を切るロングセラー製品も
2023年5月8日 09:00
カメラ愛好家達のレンズ開発プロジェクトから始まったという七工匠の「7Artisans(セブンアーティザン)」。1万円を切る程の低価格帯の製品など、ミラーレスカメラ用交換レンズを多くラインアップしています。
7Artisans製品を取り扱う株式会社焦点工房に、“注目の7Artisans交換レンズ”について聞きました。(編集部)
7Artisans 25mm F1.8
対応マウント
・キヤノンEF-M
・ソニーE(APS-C)
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
焦点工房のおすすめコメント
現行ミラーレスカメラユーザーに向けて1万円を切る価格帯で登場して以来、今も人気のロングセラー製品です。カメラにつけたときのバランスの良さとどことなく懐かしい感じのする描写は新品なのにまるでオールドレンズのような写りと評判です。
また、標準域に近い使いやすい画角に、最短撮影距離18cmという短さが特徴。近接から無限遠までこれ1本で、MFレンズの面白さを存分に味わっていただけるおすすめの1本です。
◇
7Artisans 35mm F5.6
対応マウント
・ソニーE
・ニコン Z
・Lマウント
・Mマウント
焦点工房のおすすめコメント
レンズをつけていることさえ意識させない、薄型ボディキャップ型レンズの登場です。
扱いやすい35mmという画角に、スナップにも適した程よく絞り込まれたF5.6固定の絞り値は、ノーファインダーでの撮影も快適にこなせるのでおすすめです。カメラに装着して街に出て、思いのままにシャッターを切る。もっと気軽に、そして気ままに写真を撮ることの面白さが手に入る1本です。
◇
7Artisans 7.5mm F2.8 FISH-EYE II ED
対応マウント
・キヤノンEF-M
・ソニーE(APS-C)
・ニコン Z(APS-C)
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
焦点工房のおすすめコメント
その価格と、写し出す画像のインパクトで人気を博した従来モデルから光学設計を見直し、HOYA製のレンズを新たに採用した対角線魚眼「7.5mm F2.8 FISH-EYE II ED」の登場です。
従来モデルでネックの1つとなっていた周辺部の描写を改善。またケラレの要因でもあったレンズフード部分の見直しにより、超広角な魚眼レンズの持つ面白みをより体感していただける仕上がりとなっています。
携帯性に優れるコンパクトなデザインも手伝って、気軽に非日常的描写を手に入れられるお手頃価格の魚眼レンズ。見慣れた景色もインパクトのある別の景色に変えてしまう1本です。
◇
7Artisans 50mm F0.95
対応マウント
・キヤノンEF-M
・ソニーE(APS-C)
・ニコン Z(APS-C)
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
焦点工房のおすすめコメント
過去にも展開してきた開放絞り値F0.95の単焦点レンズを、今回はAPS-Cユーザーに向けてお求めやすい価格帯でご用意いたしました。
まず特筆すべきは、APS-Cのカメラボディに取り付けても違和感の少ないそのサイズ感。動画撮影時のことも考えクリック感を排除した各リングの操作性の良さもポイントです。
そしてやはり開放F0.95のからくる中望遠レンズ特有の大きなボケ感は、このレンズを持つ楽しみの1つです。多くの方に気軽にF0.95の世界を体感していただける1本になっています。
◇
7Artisans 55mm F1.4 II
対応マウント
・キヤノンEF-M
・ソニーE(APS-C)
・ニコン Z(APS-C)
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
焦点工房のおすすめコメント
APS-Cカメラの小さなボディにつけてちょうどよい大きさで、35mm判換算で約80mm前後の中望遠域になるレンズです。
一般的な中望遠レンズの最短撮影距離は概ね1m前後のものが多いですが、このレンズは最短撮影距離42cmとなっています。被写体にグッと寄って撮るマクロ的な使い方から、柔らかなボケを生かしたポートレイト撮影まで、これ一本で楽しんでいただけるおすすめ中望遠レンズです。