コラム
焦点工房に聞く注目製品「注目のTTArtisan交換レンズ」編…フルサイズ、APS-Cなど多彩なラインアップ
2023年3月30日 17:00
中国・深センに本拠がある光学メーカーの銘匠光学が展開する交換レンズブランド「TTArtisan(ティーティーアーティザン)」。ライカMマウントレンズをはじめ、各マウントのミラーレスカメラ用交換レンズを多くラインアップしています。
TTArtisan製品を取り扱う株式会社焦点工房に、“注目のTTArtisan交換レンズ”について聞きました。(編集部)
TTArtisan 25mm f/2 C
対応マウント
・キヤノンRF
・キヤノンEF-M
・ソニーE
・ニコンZ
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
・Lマウント
焦点工房のおすすめコメント
APS-Cセンサーカメラ対応の準広角画角マニュアルフォーカスレンズ。コンパクトなサイズ感と気軽なスナップ撮影にも使いやすい画角は製品としてのバランスもよく、そのほどよいシャープネスやどことなく懐かしい感じのする描写が特徴です。はじめてのマニュアルフォーカスレンズとしてもおすすめ出来る1本です。
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TTArtisan 50mm f/2
対応マウント
・キヤノンRF
・キヤノンEF-M
・ソニーE
・ニコンZ
・富士フイルムX
・マイクロフォーサーズ
・Lマウント
焦点工房のおすすめコメント
かつては、写真撮影の基本を学ぶ上で最初の一本とされた、いわゆる標準画角50mmの単焦点レンズです。明るい開放F値からの柔らかなボケ感を現行フルサイズ機ユーザーに向けてお求めやすい価格で実現しています。
そのコンパクトなサイズからくる機動力を活かして、気軽に持ち出し写真撮影を楽しんでいただけるおすすめの1本です
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TTArtisan Tilt 50mm f/1.4
対応マウント
・キヤノンRF
・ソニーE
・ニコンZ
・富士フイルムX
・Lマウント
焦点工房のおすすめコメント
まるでジオラマのような描写を楽しむことが出来る標準画角のティルトレンズが銘匠光学から登場しました。
8度のティルト量と360度レボルビング機能を駆使し、ピント位置を自在にコントロールすることで通常のレンズとは異なるティルトレンズ特有の描写を楽しむことが出来ます。
また、今回はフォーカスをマニュアルにすることで、これまでの製品と比べてお求めやすい価格帯を実現しています。より多くの方にティルトレンズ撮影の魅力を味わっていただけるおすすめの標準画角レンズです。
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TTArtisan AF 27mm f/2.8
対応マウント
・富士フイルムX
焦点工房のおすすめコメント
これまではMFレンズを中心に展開していた銘匠光学が、新たにAFレンズの世界へ進出です。なかでも、今回はAPS-Cフォーマットカメラのユーザーに人気の富士フイルムXマウント用で登場です。
35mm換算判換算で約41mmという、準広角から標準画角の守備範囲も広く使いやすい画角がポイントのひとつ。AFの駆動方式にはスムーズで静かなSTM方式を採用し、静止画はもちろん動画撮影時においても瞳AFに対応可能なおすすめの1本です。
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TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye
対応マウント
・キヤノンEF
・キヤノンRF
・ソニーE
・ニコンZ
・ニコンF
・富士フイルムG
・富士フイルムX
・Lマウント
・Mマウント
焦点工房のおすすめコメント
11mmという画角のフルサイズ用対角線魚眼レンズです。このレンズのもつ17cmの最短撮影距離を生かし、魚眼レンズならではの湾曲した描写はもちろん、対角180度という画角からくる非日常的な描写を楽しんでいただける1本です。
また、このレンズでの撮影後に画像編集ソフトを用いてスペックの近いレンズプロファイルをあてがうことで、通常の超広角レンズとしての画像を生成することも可能ですので、超広角レンズ入門としてもおすすめの1本です。