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アクシーズクイン「ゴアウインドストッパー・フィンガースルーミトン」 |
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～ミトンを外すと指が出る! 冬の撮影にぴったりの手袋
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2006年モデルはより幅広いニーズに応えるべく、「2ウェイ・フィンガースルーミトン・プロ」(14,700円)、「2ウェイ・フィンガースルーミトン・エクストリーム」(6,825円)、「2ウェイ・フィンガースルーミトン」(5,490円)、「ゴアウインドストッパー・フィンガースルーミトン」(4,830円)の計4種類をラインナップ。そのうち、最も廉価なゴアウインドストッパー・フィンガースルーミトンを試してみた。 特徴は、アウターグローブとインナーグローブを組み合わせて使う従来のタイプと異なり、手の甲に留めてあるミトンを必要に応じて指にかぶせる方式にある。親指を内側の切れ目から出し入れできるほか、人差し指と中指の先をカットしたことで、デジタルカメラの細かいボタン操作に対応できる。 撮影していないときはミトンを装着、撮影中はミトンを外す――「暖かいけど細かい操作は無理」という、ミトンの特徴をうまく回避し、指出しグローブの耐寒性の低さをミトンがカバーするわけだ。素材はフリースと起毛メッシュ。牛革やゴアテックス製のゴツい上位モデルと異なり、軽さも美点といえる。
11月下旬、悪天候で風の強い江ノ島で試したところ、ミトンらしい保温性に十分満足できた。それでいて、カメラの操作も不自由なく行なえた。また、慣れないうちはミトンの脱着に若干手間取ったものの、しばらくすると流れるようにスムーズな脱着を体が覚えた。合成皮革を採用した手のひらの滑り止めも、グリップ感の向上に功を奏している。 アクシーズクインが公表している対応温度は0度まで。また、上位モデルと異なり、防水対策が施されていない。タウンユースには十分だが、ネイチャーフォトグラファーには、耐寒性と防水性を考慮した上位モデルを薦めたい。ただし、上位モデルはその構造上、指を出すまでに手間取ることもある。撮影状態になるまでの速度は、ゴアウインドストッパー・フィンガースルーミトンの方が上だろう。冬の都市スナップ撮影にぴったりのアイテムといえる。
■ ＵＲＬ アクシーズクイン http://www.axesquin.co.jp/ 製品情報 http://www.axesquin.co.jp/ftm.html ■ 関連記事 ・ アクシーズクイン、「指が出せる手袋」に2006年冬モデル（2006/11/13） （ 本誌：折本 幸治 ） 2006/12/07 00:54
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