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アクシーズクイン「2wayフィンガースルーミトングローブ」

操作性と保温を両立、アイデアが光る手袋

2wayフィンガースルーミトングローブ。写真のチャコールのほかレッドも。サイズはS、M、Lの3タイプで各5,460円
 冬の屋外撮影では手袋が必需品だが、撮影操作に向いているものとなるとなかなか見つからない。いままでいくつ買って無駄にしてきただろうか。

 撮影時に使う手袋は、防寒だけでなくカメラをきちんと操作できなくてはいけない。ところが防寒を第一に考えて選ぶと、カメラが操作しにくいことこの上ない。逆に操作を優先して選ぶと、現場での防寒が不足する。

 身体の防寒のポイントは、末端をきちんとおさえることだ。頭と耳の上部、手先、足のつま先である。この3カ所の防寒対策が甘いと、何枚重ね着しても寒い。私の場合、頭から耳まで覆うウールの帽子をかぶり、手袋をし、薄手の靴下の上に厚手のものを重ね履きし、防寒靴を履く。つま先だけ覆うネオプレーン製のものを靴下の上に装着することもある。

 これらのうち手袋以外は外出するときにきちんと着用すればよく、屋外で着脱しないですむが、手袋はそうもいかないだろう。例えばスキー用の手袋をしたままカメラのレリーズボタンをきちんと押せるだろうか。メモリーカードを交換できるだろうか。

 かつて、厚手の手袋の右手人差し指の先端にカッターナイフで1cm程度の切り込みを入れて使っていたことがある。切り込みから人差し指が直接レリーズボタンに触れるので、思い通りにシャッターが切れた。切り込み程度ならほとんど冷気も入り込まず、なかなかいいアイデアだと思ったが、問題はひと冬使い続けると、わずかな切れ込みが穴にまで成長することだった。

 最近までは薄手と厚手の手袋を重ねて使っている。薄いほうは伸縮性に富み、着用したままズボンのポケットから小銭を取り出せる。厚いほうは防風性のフィルムをはさんだポリエステル・フリースのもの。撮影時は右手だけ厚手のをはずすわけだ。これはかなりいい組み合わせだが、厚手のをはずすときに薄手のもはずれてしまうことがしばしばある。さらに、どちらかが行方不明になることもある。

 年末年始にヨーロッパに行くときに手袋はどうしようか考えていたところ、編集部からアクシーズクインの「2wayフィンガースルーミトングローブ」をすすめられた。長い商品名だが、防水ナイロン製ミトンのジッパーを開けると5本指のフリース製インナーグローブを着用した手を出せるようになっている。

 撮影時にミトン左手の親指とその他で、ミトン右手のジッパーについているプルタブをつまんで開け、インナーフリースを着用している右手を必要なだけミトンから出してカメラを操作する。操作が終わったら右手をミトンの中に入れ、ジッパーを閉じる。開閉操作はしやすいが、プルタブはもう少し大きくてもいいかもしれない。


通常はいわゆるミトングローブ 先端には滑りにくい素材を採用 表面は防水透湿ナイロン。ジッパーは止水仕様

ジッパーを開けるとインナーグローブが出現。少しきついが親指を出すことも デジタル一眼レフをグリップしてみる。親指での操作が少々難しいかも

 インナーグローブのフリースは薄すぎず厚すぎず、コンパクトデジタルカメラをしっかりホールドでき、レリーズボタンやダイヤルをあまり違和感なく操作できる。小さくて出っ張っていないボタンはちょっと押しにくい。親指を出すことも可能だが、一眼レフだとミトンの開口部がきついだろう。親指でダイヤルを回す機種が多いので、開口部を広めに改良してくれると使い勝手がよくなるだろう。

 ジッパーは止水仕様になっており、雪が付着したとしても解けてジッパー部分からしみこんでくることはない。外からも中からも濡れないというのは防寒の基本だ。重ね着はけっこう汗をかくものだが、これが保持されていると冷えを加速させる。水分を含みやすい綿は素材としては最低で、ナイロンやポリエステルがいい。さらに湿気を追い出せる構造があるとよく、「2wayフィンガースルーミトングローブ」ならジッパーをほんの少しだけ開けておくと、うまく湿気を逃がせる。

 外側をミトンにしたのは大正解で、5本指手袋の二重使用と比べて暖かさが格段に違う。厚手の手袋をしているときはどうせ細かい操作はできないのだから、保温を重視してミトンというソリューションもあったのかと、正直やられたという気分だ。袖口は長めで、ドローコードを絞れば雪の侵入を防げるのもいい。


冬のデンマークで使用。保温性は高い
 メーカーでは零下10度まで対応となっているが、これは個人差もあるだろう。私ならもっと低温の状態でも大丈夫だと思う。デンマークで試したときの気温は日中2度、日没後は零下2度だったが、日中は暑くて手のひらに汗をかいたほどだ。そのため途中からジッパーを半分ほど開けていた。

 重量は片手約70gとたいへん軽く、手首部分についているフックで両手分をつなげられるので片方だけの紛失を防げるのもいい。アクシーズクインは登山用品メーカーで、きびしい自然環境で使える製品には定評がある。購入はアウトドアショップ、インターネット通販などでどうぞ。



URL
  ニュースリリース(PR BLOG)
  http://www.prblog.biz/archives/2005/12/post_519.html


( ケニー・オブライエン )
2006/01/26 01:01
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