写真展

「写真新世紀 仙台展 2014」

(せんだいメディアテーク)

2013年度グランプリ 鈴木育郎『鳶・CONSTREQUIEM』

「写真新世紀 東京展 2013」(開催期間:2013年10月26日〜11月17日)を再構成した写真展。「写真新世紀」の2013年度の受賞者のうち、グランプリ受賞者の鈴木育郎氏や、宮城県出身で歴代最年少となる17歳で受賞した安藤すみれ氏、福島県出身の水野真氏などの優秀賞受賞者4名のほか、佳作受賞者19名の作品を展示する。

2013年度優秀賞 安藤すみれ「ESCAPE」
2013年度優秀賞 海老原祥子「記念写真」
2013年度優秀賞 水野真「よそからきた」
2013年度優秀賞 藪口雄也「コンテナの中の瞳」

2012年度のグランプリ受賞者である原田要介氏の新作個展『見るになる』も同時に開催。

原田要介「見るになる」

また、歴代受賞者3名による復興支援特別展「写真で何ができるだろう?写真でしかできないことは何だろう?−2011年3月11日以降−」も同時に開催。大森克己氏、熊谷聖司氏、菱田雄介氏の作品が展示される。

大森克己『すべては初めて起こる』
熊谷聖司『spring, 2011』
菱田雄介『2011年41月。』

アーティストトークも行なわれる。5月23日の1回目には、大森克己氏と熊谷聖司氏が2011年3月11日以降に写真を通じて感じたことや思いを語る。

2回目の5月24日は、「写真新世紀」2013年度グランプリ受賞者の鈴木育郎氏と優秀賞受賞者4名(安藤すみれ氏、海老原祥子氏、水野真氏、藪口雄也氏)、原田要介氏、菱田雄介氏の計7名が登壇。作品プレゼンテーションなどが行なわれる予定。

  • 写真新世紀 仙台展 2014
  • ・会場:せんだいメディアテーク6Fギャラリーa
  • ・住所:宮城県仙台市青葉区春日町2-1
  • ・会期:2014年5月23日金曜日〜2014年6月4日水曜日
  • ・時間:10時〜19時(最終日17時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

※アーティスト・トーク1回目はせんだいメディアテーク5階スタジオシアター、2回目は同6階ギャラリーa(展示会場内)でそれぞれ実施。入場は無料。

(本誌:折本幸治)