イベントレポート

【CP+】リコー、D FA★ 50mm F1.4(仮称)を参考展示

本日発売のKPも Kマウントレンズのロードマップも更新

リコーブースでは、ミドルクラス一眼レフ「KP」のタッチ&トライを行なっていたほか、展示を予告していた「D FA★ 50mm F1.4(仮称)」の参考出品、レンズロードマップの更新、THETA関連の技術展示なども実施中だ。

KPは、CP+2017開催初日にあたる2月23日に発売。ISO819200の高感度性能やボディ内5軸手ブレ補正を備え、ユーザー側で交換可能な3種類のグリップを用意している。タッチ&トライではKPの使用感を試せるが、スタッフに申し出ればその場で交換グリップを付け替えてくれる。

D FA★ 50mm F1.4(仮称)はケース内展示のみ。参考展示につき正式名称や価格、発売時期も未定だが、CP+2017の開催に合わせ、ブース内にて最新のKマウントレンズロードマップが公開されている。

2017年2月付けのロードマップによると、2017年以降にリリース予定のレンズとして、参考展示中のD FA★50mm F1.4と、D FA★ 85mm F1.4が追加され、また従来よりD FAレンズのロードマップにあった「単焦点広角レンズ」が「単焦点超広角レンズ」に変更されている。

本日発売のミドルクラスデジタル一眼レフ「KP」
ユーザー側でグリップを付け替えられる点が特徴の一つ
交換グリップの裏側
前ダイヤルは、ペンタックスブランドの一眼レフカメラとして初めて垂直に配置している
本体に入るバッテリーはK-1までのものから変更されているが、バッテリーグリップでは従来のバッテリーが使える
タッチ&トライコーナーの様子。グリップの交換を試す来場者が多かった
5軸手ブレ補正の比較デモ装置
KPのほか、K-1やK-70、645Zなどが試用できる
KPのスケルトンモデル
KPのカットモデル
現行レンズが一堂に展示された
D FA★ 50mm F1.4(仮称)
2月付けでKマウントレンズのロードマップが更新された
D FA★ 85mm F1.4が追加された
広角レンズから超広角レンズに表記が変更された

THETA関連の展示では、最上位機種「THETA S」の試用や、撮影済みの映像コンテンツの楽しみ方の提案、360度映像を活用した新技術の紹介などを幅広く行なっており、THETAの活用シーンや360度全天球映像の楽しさを伝える方向性の展示となっている。

THETA Sの試用展示
各種アクセサリーはケース内展示にとどまった
全天球映像のライブストリーミングデモ
全天球映像をスマホVRゴーグルで鑑賞する体験型の展示
鑑賞しているところ
THETAで撮影した全天球画像の一部に、K-1で撮影した高精細映像を自動的に合成する「RICOH Multi-Imaging」技術の撮影機材。K-1の上にTHETAを取り付けている
THETAによる全天球画像の中の注目領域にK-1の高精細画像を表示する。動画にも対応
静止画の中にさらに静止画を表示する。点線左側の解像度が低い部分がTHETAで撮影した部分
一般ユーザーの投稿作品を展示するTHETA Gallery

関根慎一