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ライカS(Typ007)の最新ファームウェアが公開

暗所におけるAF速度/精度の向上など

ライカカメラジャパンは11月27日、中判デジタル一眼レフカメラ「ライカS」(Typ007)の最新ファームウェア公開について告知した。登録済みのユーザーはライカカスタマーサイトからダウンロードできる。

Version 2.0.0.1の主な改善点は、周辺光が少ない状況でのオートフォーカスの速度および精度の向上や、ホワイトバランスをケルビン値でマニュアル設定できるようになった点。

あわせて、専用ソフトの「Leica Image Shuttle 3.1」(Mac OS X版。Windows用も今後提供予定)および「テザー撮影プラグイン for Adobe Photoshop Lightroom」も用意した。iOS用のライカSアプリでは、カメラとWi-Fi連携してリモートライブビュー撮影や撮影画像の閲覧・共有が可能。

ライカS(Typ007)は、有効3,750万画素(45×30mm)のCMOSセンサーを搭載する中判デジタル一眼レフカメラ。防塵防滴仕様のボディ、4K動画撮影機能、内蔵の無線LANおよびGPS機能が主な特徴。発売は10月31日。実勢価格は税込259万2,000円前後。

(本誌:鈴木誠)