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ソニー「α7R II」体験イベントレポート
魚住誠一氏、柏倉陽介氏、中井精也氏のトークも大人気
Reported by 関根慎一(2015/8/12 13:00)
ソニーは8日、ミラーレスカメラα7R IIの体験イベント「α7R IIスペシャル体験会」を東京・五反田の東京デザインセンターで開催した。
8月7日に発売したばかりのα7R IIの実機を使った撮影体験ができたほか、写真家によるトークセッションや、実写作例の大判プリントと動画作例展示も行なった。
撮影画像の精細感と見やすいEVFが高評価
実写体験は、モデルのポートレート撮影と花のマクロ撮影コーナーを用意。交換レンズとしては「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」、「FE 70-200mm F4 G OSS」を用意しており、自由に試せた。
実写コーナーの担当者によれば、撮影画像の精細感と、EVFの見やすさが来場者に好評だったという。中には初めてα7シリーズに触れる来場者もおり、特にポートレートのコーナーでは、ピント拡大と瞳AF機能によって、撮影画像のうちピントの合っている位置を自動的に拡大して確認できる点が評価されていた。
本イベントでは旧機種のα7Rからα7R IIで進化したポイントを強調しており、撮像素子の刷新とAFの高速化、ボディ内5軸手ブレ補正機構の搭載、ファインダーの高倍率化をアピールしていた。
α7R IIは撮像素子に裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”を採用しており、画素数もα7Rの3,640万画素から4,240万画素に高画素化するとともに、ISO102400の高感度記録も可能になっている。また、α7R IIのファインダー倍率は0.78倍(α7Rは0.71倍)と旧機種に比べて高倍率化しており、ピントの合わせやすさが向上している。来場者からは「EVFはピントが合わせにくいという印象が払拭された」との声も聞かれた。