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クラシカルな真鍮製レンズ「ULTRON 35mm F1.7」
ライカMマウント互換 デジタル仕様のレンズ設計
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/7/17 15:56)
コシナは、フォクトレンダーVMレンズ「ULTRON 35mm F1.7 Vintage Line」を8月に発売する。価格は真鍮製のシルバーが税別13万5,000円、アルミ製のブラックが税別11万5,000円。
ライカMマウント互換のVMレンズ。2013年6月に発売した「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM」と並び、クラシカルな意匠を特徴とするVintage Lineに属する。CP+2015で参考展示し、発売時期を未定としていた。
外観は1950年代のフォクトレンダー製ライカマウントレンズ「NOKTON 50mm F1.5」を彷彿とさせるスタイリングを継承。第1面が凹面の眺めは、1960年代後半の一眼レフ用レンズ「ULTRON 50mm F1.8」を意識しているという。組み込まれるレンズ系は、デジタルカメラでの使用に配慮した最新設計。
レンズ構成は非球面1枚を含む7群9枚。絞り羽根は10枚。最短撮影距離は0.5m。距離計連動とライブビュー撮影の両方を想定する。
フィルター径は46mm。最大径×全長は53×50.9mm。重量はシルバーが330g、ブラックが238g。
スタンダードタイプのレンズフードが付属するが、別売で逆付け可能なスリットフードも用意する。別売フードの価格はシルバーが税別1万2,000円、ブラックが税別1万円。