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いま買うべきカメラとRFレンズ——ルーク・オザワ
ヒコーキの撮影に欠かせない「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」
- 提供:
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
2024年4月23日 07:00
ラインアップが多彩なEOS RシリーズとRFレンズ。各ジャンルのプロフェッショナルがいま推したいカメラとレンズを徹底解説! 飛行機、スナップ、ポートレートの3シーンでおすすめの機材を紹介する。第1回はルーク・オザワさんが航空機を撮影するならまず導入すべきレンズをセレクトする。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2024年5月号』より転載・加筆したものです。
撮影地が限られる空港でバリエーションが広がる
ヒコーキ撮影のためにRFレンズを1本おすすめするならば、間違いなくRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMになるだろう。
旅客機の撮影地は空港とその周辺がほとんどだが、基本的に撮影ポイントが限定されるのでズーム倍率が撮影結果に直結する。その点で、100-500mmは旅客機撮影で必要な画角の大半を1本でカバーできてしまう。旅客機が遠い位置でも、500mmを使えば迫力が出せるし、機種や行き先によって異なる離陸のタイミングに合わせてズーミングすれば、構図の調整も容易だ。
また、離着陸が少ない地方空港などは1日に撮影できる回数が限られるが、このレンズがあれば、一度のチャンスで広角側と望遠側で異なる構図で撮影できて、バリエーションが大きく広がる。
フィルター径は77mmと、最初の1本として選ぶ人が多いRF24-105mm F4 L IS USMと共通。ヒコーキ撮影で多用するPLフィルターを2本のレンズで使い回せることもメリットだ。望遠端の開放F7.1という数値を見て、暗いと感じる人がいるかもしれないが、最近のEOS Rシステムは高感度に強いし、開放F値によってAF性能が変わらないので、その心配は杞憂だ。
画質はRFレンズらしくシャープで繊細。その繊細さは、フルサイズ機の1.6倍(クロップ)を用いても損なわれないので、800mm相当の構図まで1本で対応できる。何でも撮れてしまう万能な超望遠ズームなので、ヒコーキ撮影を始めるために導入してまず後悔することがない1本だ。
ズーミングで印象を大きく変える
下の2枚は同じ位置から撮影したもの。広角側では積雲全体を捉えることで風景的に描き、望遠側では雲を抜けようとする勇ましい印象を捉えた。一度のチャンスで振り幅の違う写真が撮れることがこのレンズ最大の魅力。
ヒコーキ撮影でおすすめしたいカメラは個性が異なる3モデル
カメラは複数台を使い分けているが、1台選ぶなら旅客機対応の被写体検出AFが搭載されているEOS R6 Mark IIだろう。
望遠効果と価格を重要視する人はクロップ効果や小型化の恩恵が得られるAPS-C機のEOS R7も良い。
夜間撮影が多いなら、EOS R6 Mark II以上に高感度性能が高いEOS R3が最有力。被写体検出AFこそ旅客機に対応していないが、AFフレームを視線入力で選択できる。
トラッキングAFを活用する
EOS R3、R6 Mark II、R7共に、サーボAF中に画面全域で被写体をトラッキングできる機能が搭載されている。ゾーン系のAFフレームに設定しておいて一度ヒコーキにピントを合わせたら、AFフレームから外れた後も追尾を続けてくれる。
対象購入期間:2024年3月8日(金)~5月7日(火)
応募締切:2024年5月21日(火)
※当日消印有効
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