特別企画
結ばない風呂敷「イージーラッパー」でひたすら包む
4サイズ×オリジナル柄で無限の可能性
2018年12月26日 14:06
ラッピングクロス「イージーラッパー」を借りて、あれこれ試してみた。布面どうしが張り付くようになっていて、"新世代・風呂敷"や"結ばない風呂敷"と銘打っている。
この張り付きの原理は、とても大雑把に言えばベルクロのような感じ。とはいえ、手触りに独特のザラザラ感などはなく、カメラ用ラッピングクロスとしてよくある風合い。多少の厚みもあり、これが衝撃緩和の役割も担っている。
改めて実物に触れてみると、カメラユーザーだけが使っていては勿体ない可能性を感じた。なので、今回は身の回りにあるモノを思いつくままに包んでみることにした。皆さんも手にする機会があれば、包み方のセンスを磨きつつ遊んでみてほしい。
複数アイテムをまとめる小技
小物をひとつずつ巻き込んでいくと、巻いた部分が仕切り&クッションになって傷つかない。普通の風呂敷やポーチと違った使いこなしが楽しい。
1枚でどれだけの小物を守れるか、"イージーラッパー包みすぎチャレンジ"なんていうのも面白そう。
楽器
ギターのエフェクター2台と、その間を繋ぐ短いケーブルをまとめた。愛用の楽器を末永く大切にしたい一心である。それぞれが擦れて傷つくと買い取り価格が下がるし、万が一ツマミが曲がったりしても査定に影響する。
もっと街に広がれば楽しい
イージーラッパーの価格は、サイズによるが2,000〜7,000円ほどと、実用品として手を出すには多少のハードルがある。例えばコンサートグッズなどにオリジナル柄のものがラインナップされたりすると購入のひと押しになりそうだ。そして、ツアーTシャツのような季節物より日常的に使えて嬉しい。
張り付きの耐久性は3万回だそうで、ヘタリを気にして使う必要はなさそう。糸くずなどが付着して汚れた場合は、粘着式クリーナー(いわゆるコロコロ)やガムテープで除去するとよいそうだ。
カメラは持たなくても、電子機器のひとつやふたつは誰でも使う時代。リッチなノベルティ、個人的なプレゼント、仲間意識を高めるチームグッズなど、イージーラッパーのポテンシャルがどんどん引き出されていくのが楽しみだ。
制作協力:株式会社ジャパンホビーツール