新製品レビュー

ソニー α7CR

小さなボディに高解像×高機能を詰め込んだ“欲張りカメラ”

α7CR + FE 24-70mm F2.8 GM II

ソニーが10月13日に発売する「α7CR」は、手のひらに乗るようなコンパクトサイズながら、約6,100万画素のフルサイズセンサーを搭載するミラーレスカメラだ。高解像なだけでなく、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を採用。AIプロセッシングユニットによる高い被写体検出機能も有し、上位機である「α7R V」とほぼ同等の基本性能を持つ超高性能機である。

発売に先駆けて実機を試用する機会を得たので、「α7CR」の特徴や使い心地、画質などについてレビューしていきたい。

α7CRの位置づけ

現在、ソニーのフルサイズミラーレスカメラは製品の特徴により7つのジャンルに分類されている。α7CRはその中の「Compact」シリーズに含まれ、2020年10月に発売された「α7C」の流れを汲むモデルだ。

ただし、α7Cの直接の後継機となるのは、今回同時に発表された「α7C II」であり、α7CRはそのモデル名からも「Compact」と「Resolution」の両シリーズを融合させた意欲的なモデルとなっている。

他社のカメラで「超コンパクト」と「超高解像」を両立させたモデルとしては「SIGMA fp L」が思いつくが、こちらはEVFやボディ内手ブレ補正、最新の被写体検出などは備えておらず、よりコンパクト・シンプル側を重視したカメラで、α7CRとは毛色が異なる。

α7CRは小さなボディに高い性能を詰め込めるだけ詰め込んだ、実にソニーらしい独自性の高いカメラだ。

外観

続いて、α7CRの外観について詳しく紹介していく。ちなみに、同時に発表されたα7C IIもロゴ以外はボディサイズ、ボタン配置、グリップなどすべて同等になっている。

α7CRを手にして最初に感じたのは、ソリッド感があり思ったよりも高級感があるなということだ。本体を覆うカバーはマグネシウム合金が用いられ、グリップの素材も最新のα7系と同様のレザー調シートが用いられている。軽量コンパクト機はどうしても樹脂の安っぽい質感になりがちだが、本機は上級機と同じ質感にまとめられている。

写真では分かりにくいが、実際に手にすると本体の厚みがしっかりあり、上面のフラットデザインと相まってキューブ状のカメラを手にしているような感覚にもなる。出っ張りの少ないキューブ型デザインはカメラバッグへの収まりも非常に良く、少しの隙間があれば持ち出すことができる。

バッテリーとカードを含めた重量は515g。レンズと合わせて1,000g以内に収まると非常にバランスが良い(画像はFE 20mm F1.8 Gを装着)

操作面でも大きく改善しており、新たに前ダイヤルも搭載している。後ダイヤルしかなかったα7Cに対し、α7CRは前後のダイヤルで機動的に設定を変更できるようになった。静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル、メニューボタン横にカスタムボタン(C1)も追加され、グリップする右手側はマルチコントローラー、AELボタン以外はサイズの大きなα7R Vと同じ操作性を実現する。

前後のダイヤルが搭載された事で、普段大きなα7系ボディを使う人にとっても同じような操作感が得られるはずだ。

前ダイヤルが搭載された
ボディ天面
前後ダイヤルの搭載により、他のフルサイズαと同じ操作性が期待できる

背面モニターはバリアングル式で、サイズはα7Cと同じ3.0型だがドット数が約104万ドットになった。ただし、輝度はそれほど高くなく、晴れた日には見づらく使いづらいと感じることも多かったため、EVFも併用しながら撮影するのが良さそうだ。

10月6日修正:記事初出時に背面モニターのサイズ表記に誤りがあったため、該当箇所の表現を改めました。

タッチやスワイプ(ドラッグ)操作にも対応する。タッチは問題なかったがスワイプ操作の反応性があまりよくないと感じた。

ファインダー(EVF)は従来通りで、α6000シリーズのように本体左上に配置されている。光軸上にないため違和感があるとの声も聞くが、個人的にはこの点はほとんど問題なく利用することができた。ただし、300mmを超えるような超望遠域だとEVFを見ながら被写体を追うという操作では違和感が大きく、光軸上に配置されていないデメリットを大きく感じる。本機で超望遠レンズをメインで使うユーザーは多くないと思うが、そういったシーンでは慣れが必要かもしれない。

EVFに使用されるOLEDパネルはα7R Vの0.64型に対し、α6000系と同じ0.39型が用いられている

EVFの解像度はα7Cと同じ約236万ドットであり120fps表示にも対応。α7R Vの約944万ドットと比べれば、接眼部も小さく見劣りするが、ボディサイズを考えれば致し方ないところだ。倍率はα7Cの約0.59倍から0.70倍に進化している。ファインダー輝度はα7R Vと同等を実現しているようだ。

私は普段、より大きなサイズのカメラを使っているため、見やすいEVFかと言われたら回答に悩むが、ボディサイズを考えれば結構頑張ったファインダーではないかと思う。上述の通り背面モニターは少し暗く、日中の撮影では色やコントラストを正確に把握するのが難しかったが、EVFに助けられるシーンはかなり多かった。

グリップ部はα7Cよりも少し深めになっており、しっかりと握ることができるように改善されている。同じようなサイズ感のVLOGCAM ZV-E1と比べれば圧倒的に握りやすく、しっかり安定して写真を撮るために開発されていることが伺える。

ただし、縦方向の長さも短いため、手の大きな私の場合、小指がボディにかかる余地が全くなく、完全に余ってしまう。しかし、α7CRにはオプションのエクステンショングリップ「GP-X2」を標準で同梱しているため心配は無用だ。

これを装着すれば小指まで安定して握ることができ、大きなα7R Vよりもしっかり握ることができる。大きなレンズを付ける場合は必須のアクセサリーだ。

かつてα9と共に発売されたエクステンショングリップ「GP-X1EM」は装着したままではバッテリー交換がしづらく、三脚も利用できないという制約があった。GP-X2は装着したままでボッテリーが交換でき、三脚用ネジ穴(1/4インチ)も備えるため普段から付けっぱなしで運用することも可能。脱着も簡単だ。

GP-X2装着後の底面はフラットになっているためテーブルなどにも安定しておくことができる
装着したままでのバッテリー交換も可能
GP-X2を装着したことで小指までシッカリと握りこめる

メカシャッターは電子先幕シャッターに限定され、最高シャッタースピードは1/4,000秒だ。電子シャッターなら1/8,000秒も利用できる。

今回の撮影では、晴れた日中に絞り優先AEでF2.8で撮ると、シャッター速度が1/4,000秒に張り付いてしまうことが多くあった。F1.4などの大口径レンズを使う場合は、電子シャッターを使う必要が出てくる点に注意しておこう。電源OFF時にシャッターを閉じる設定も可能だ。

電源OFF時にシャッターを閉じた様子

ちなみに、同時発表されたα7C IIもシャッターのスペックは同等だが、両者を使い比べたところ、α7CRの方が軽快なシャッター音でショックも僅かに少ないと感じた。もしかすると、本機では多画素向けの低振動シャッターが用いられているか、専用のチューニングが施されているのかもしれない。

連写性能はHi+で8コマ/秒で、高解像モデルであることを考えれば十分だろう。なお、Hi+時はファインダー内に撮影済み画像を表示するレックビューとなり、Hi以下の低速連写時はブラックアウトのあるライブビューとなる。

側面端子はα7Cと同様の端子類を備えるが配置が異なる。メモリーカードスロットはSDカード専用のシングルスロットだ(UHS-II対応)。

細かいが、大きなα7系ボディとSDカード挿入の向きが逆で、ラベルが見える向きで挿入する必要がある

バッテリーは上位機と同じ、大容量のNP-FZ100対応で、電池持ちも十分。一般的なスナップ撮影なら1本で丸1日撮影できそうだ。もちろん、USB充電/給電にも対応しており、USB PDによる急速充電も可能だ。

約6,100万の超多画素センサー

今回の作例は、特に注釈がなければ、ノイズ軽減やDRO(Dレンジオプティマイザー)、レンズ補正などの設定はデフォルトのままでホワイトバランスもオートで撮影したJPEGだ。クリエイティブルックはST(彩度を+1)の設定としている。RAWデータは執筆時点でLightroomなどのRAW現像アプリには対応していなかったため、JPEGのみの評価となっている。

まずは本機の特徴である約6,100万画素の超多画素センサーだが、これはα7R Vと同じものが用いられている。今回、α7R Vとの比較は行っていないが、画像処理エンジン(BIONZ XR)も同じなため、得られる描写はα7R Vと同等だと思って良いはずだ。

※以下、クリックでオリジナル画像が展開。

遠くの木々の小さな葉や細い枝もしっかり解像している。シャープは少し強めの印象。ハイライトの階調もしっかり粘ってくれている
α7CR/FE 20mm F1.8 G/20mm/絞り優先AE(1/80秒・F8・+0.3EV)/ISO 100/WB:オート
蜘蛛の巣は横糸のみがベタつく構造にすることで蜘蛛自身が糸に絡まないようになっている。この写真からは縦糸と横糸の糸の太さやべた付き感も感じ取ることができる
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/89mm/絞り優先AE(1/250秒・F6.3・±0EV)/ISO 500/WB:オート
小さなカメラなので軽量なレンズと共に足下を狙ってみるのも面白い
α7CR/FE 40mm F2.5 G/40mm/絞り優先AE(1/640秒・F2.5・+0.3EV)/ISO 100/WB:オート

約6,100万画素で撮影した場合に得られる画像は9,504×6,336ピクセルの巨大なデータで、JPEG(ファイン)で約15MB、RAW(圧縮)で約65MB、RAW(非圧縮)では約125MBのデータ量となる。

ちなみに、α7CRには解像度を落としたロスレス圧縮RAW(MまたはS)モードも用意され、約2,600万画素相当にリサイズされたロスレス圧縮RAW(M)では1枚あたり45MB程度にデータ量を抑えられる。ロスレス圧縮RAW(S)の場合は約35MBだ。

RAW(圧縮)+JPEGで撮影すると1ショットあたり約80MBとなり、64GBのような低容量カードだと1,000枚も撮影できない。速度の遅いカードでは連写時のバッファー詰まりも問題になりやすいため、α7CRを快適に使うなら最低でも128GBでUHS-II対応のカードを用意したい。

どんなレンズでも楽しめるが、6,100万画素の描写力をしっかり引き出すのであれば、できればGMレンズ、最低でもGレンズを使いたいと感じた。細部を良く見るとレンズの解像感の違いがしっかり現れてくる。小絞りボケや僅かな手ぶれにも注意だ。

AIプロセッシングユニットによる被写体検出機能

α7CRには最新のAIプロセッシングユニットを用いた被写体検出機能が搭載されている。検出対象は、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機とかなり幅広い。α7Cでは人物と動物しか検出できなかったことを考えると劇的な進化だ。

リアルタイムトラッキングで被写体を掴み続けられるため、動いている被写体の撮影が本当に楽になる。

人物の認識は全く問題がなく、以下の画像のようにうつむいたシーンでもしっかり顔を検出してピントを合わせてくれる。

よさこいチーム 恵庭紅鴉に協力いただき、練習風景を撮影させてもらった。人間が人物と認識できるシーンならだいたいカメラも反応してくれる。ただし、集団演舞のように人物が密集して激しく動いている場合は、1人を正確にトラッキングし続けるのは難しい
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/185mm/絞り優先AE(1/1,000秒・F3.2・+0.3EV)/ISO 500/WB:オート

動物や鳥についても最適化が進んでおり、多くのシーンで問題なく被写体を認識し、体、顔だけでなく瞳までしっかり検出してくれた。犬、猫はもちろんだが、面長な馬の認識もスムーズだ。

昆虫については、トンボを試してみたが、少し離れるとしっかり認識するものの、大きく寄ると頭部の検出がずれてしまう事が多発したため苦手なシーンはありそうなイメージだ。

このくらい毛が黒い馬でもしっかり瞳を認識してくれる精度があった
α7CR/FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS+SEL14TC(x1.4テレコンバーター)/840mm/絞り優先AE(1/500秒・F9・±0EV)/ISO 1000/WB:オート
リスなどの小動物でも問題なし。ISO 12800で撮影した高感度性能にも着目して欲しい
α7CR/FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS+SEL14TC(x1.4テレコンバーター)/840mm/シャッター優先AE(1/320秒・F9・+0.3EV)/ISO 12800/WB:オート
スポットLなどでざっくりと場所を指定した場合、木々の隙間の小鳥でもしっかり認識してくれた
α7CR/FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS+SEL14TC(x1.4テレコンバーター)/840mm/シャッター優先AE(1/640秒・F9・-1.0EV)/ISO 4000/WB:オート
トンボの認識はこのくらいのサイズ感だとかなりの精度で頭部を検出してくれた
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/70mm/絞り優先AE(1/400秒・F2.8・±0EV)/ISO 100/WB:オート
撮影する角度にもよるが、このくらいまで近づくと胴体にピントが持って行かれることも何度か発生した
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/70mm/絞り優先AE(1/320秒・F2.8・±0EV)/ISO 100/WB:オート

乗り物として飛行機と列車も試してみた。飛行機は以下の写真のようなシーンであれば全く問題なく、ある程度大きくなるとコックピット付近を明示的に狙いに行ってくれており、羽の先や尾翼にピントを持って行かれることはなかった。

列車も期待していたのだが、今回試した限りではAF-ON状態で画面内に検出枠が出るものの、連写すると最初の数コマにピントが来ないというシーンが何度か発生した。同条件で試したα7C IIでは発生しなかったため、試作機によるチューニングの違いによるものかも知れない。

一度掴んでしまえば、被写体が画面の中を左右に移動しても追い続けられるので非常に便利だ。

一般的な飛行機撮影ならまったく問題なく、安心してAFをカメラに任せられる
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/200mm/絞り優先AE(1/1,250秒・F5.6・±0EV)/ISO 100/WB:オート
列車の認識が上手くいかなかったシーン。ファインダーには列車先頭部に検出枠が出ているものの、この後数コマ先までピントが合わなかった(連続して複数回発生した)
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/178mm/絞り優先AE(1/1,600秒・F2.8・+0.3EV)/ISO 100/WB:オート
一度ピントが合ってしまえば手前に他の物体があってもしっかり掴み続けてくれる
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/20mm/絞り優先AE(1/1,600秒・F2.8・+0.3EV)/ISO 100/WB:オート

被写体検出を利用しなくてもAF-Cモードであれば、色や形を元にトラッキングして被写体を掴み続けてくれる。ピントを合わせづらい、風にそよぐ植物の撮影などでも心強い機能だ。今回の撮影ではほとんどのシーンでAF-Cを使用している。

こういうシーンで浅い被写界深度で狙おうとすると、風の影響が大きいが、穂先を狙ってトラッキングしてくれるためピントOK率がかなり高くなる
α7CR/FE 70-200mm F2.8 GM OSS II/139mm/絞り優先AE(1/4,000秒・F2.8・±0EV)/ISO 100/WB:オート

手ブレ補正と高感度

α7CRはボディ内手ぶれ補正も大きく進化しており、最高7段分の補正効果を有している。α7R Vの8段にはおよばないが、α7Cの5段に比べれば大きな進化だ。対応する手ブレ補正搭載レンズとならボディとの協調補正にも対応する。

私の個人的なイメージとして、以前のソニー機は実写における手ぶれ補正が効きにくくあまり信頼していなかったのだが、α7R V以降の手ぶれ補正は大きく改善されていると感じる。標準ズームの画角内なら夕方の1/10秒や1/6秒といった遅めのシャッター速度も安心して切ることができた。

さらに、これまで難しかった1秒越えのスローシャッターも十分実用的だ。百発百中とは行かないが、広角側の2秒程度の手持ちスローシャッターなら、しっかり構えれば半分以上はOKと言える程度の精度だ。

シャッター速度3.2秒の手持ち撮影。三脚を持たずともこのくらいなら撮りたい時にいつでも撮れる
α7CR/FE 20mm F1.8 G/20mm/絞り優先AE(3.2秒・F11・-0.3EV)/ISO 100/WB:オート

高感度性能は常用ISO感度がα7R Vと同じく、ISO 100~32000(上限102400)となっている。多画素機では高感度性能を心配する人も多いと思うが、ISO 6400程度ならあまり気にせず使える。上に挙げたリスの写真はISO 12800で撮影しており、ややディディールが潰れている部分もあるが、実用の範囲内ではないかと感じる。

ISO 6400で撮影。ややザラつきはあるが大きく拡大して見なければ十分な画質だ
α7CR/FE 20mm F1.8 G/20mm/絞り優先AE(1/25秒・F9・-0.7EV)/ISO 6400/WB:オート

まとめ:超高解像と超高機能を手のひらサイズにまとめた欲張りカメラ

以上、α7CRを実際に使用したインプレッションをお届けした。

冒頭でも述べたとおり、α7CRは小さなボディに最新の機能を詰め込めるだけ詰め込んだ、実にソニーらしいカメラだ。「Compact」と「Resolution」の2つのコンセプトが融合されたカメラであり、欲張りな万能カメラと言うことができるだろう。

実際に使用した感想としては、小さなカメラバッグで気軽に撮影に出かけられ、これだけコンパクトなカメラでAFもバシバシ決まり、6,100万画素の高解像写真が簡単に撮れてしまっても良いのだろうかと驚いた。

一方で、このカメラの実力をしっかりと発揮させるためにはGMクラスの大きめのレンズを使いたいシーンも多くあり、それならばEVFや連写、シャッター等が優れているα7R Vを使った方がバランスが良いのかもしれないと感じたのも正直な所だ。

普段は軽量なレンズと共に気軽に撮影しつつ、ここぞと言うときは大きなレンズで息をのむような解像感の写真も撮れる。そんな安心感をいつも持ち歩きたいという人がおすすめのユーザー像ではないかと感じた。

中原一雄

1982年北海道生まれ。化学メーカー勤務を経て写真の道へ。バンタンデザイン研究所フォトグラフィ専攻卒業。広告写真撮影の傍ら写真ワークショップやセミナー講師として活動。写真情報サイトstudio9を主宰。ライフワークは写真をより楽しむための情報を発信すること。2021年より北海道に移住して活動中。