Leofoto FIELD REPORT 三脚のある美しい写真
信頼できるシステムでスポーツの瞬間を捉える
水谷たかひとさんが愛用する2つの一脚「MP-366C&MV-324C+VD-03」
- 提供:
- 株式会社ワイドトレード
2023年11月20日 12:40
試合やレースの状況に合わせてフィールドを駆け回り、重量級の大口径超望遠レンズでスポーツの一瞬を捉える。そんなスポーツ撮影では、一脚が欠かせない。一脚は刻々と状況が変わる現場においてストレスのない素早いセッティングが可能で、かつ信頼性が高いことは絶対条件だ。写真も動画も撮影する水谷たかひとさんに、2つの一脚「MP-366C」と「MV-324C+VD-03」のそれぞれの魅力を語ってもらった。
1968年、東京生まれ。1990年東京総合写真専門学校卒業と同時に渡仏。さまざまなスポーツイベントを撮影し、3年後に帰国。拠点を日本に移しスポーツイベントを追いかける。写真展や企画展などを多数開催
※本企画は『デジタルカメラマガジン2023年12月号』より転載・加筆したものです。
スポーツの瞬間を捉えるための信頼できるシステム
スポーツがフィールドの私にとって一脚選びは重要だ。400mm以上の大口径超望遠レンズを常に使用するのがその理由。大きく質量があるレンズで手持ち撮影を続けるには無理があり、手ブレにも気を使わなければならない。三脚はスポーツ撮影の現場では設置場所の確保が困難で、移動時も不利になるため、一脚を選んでいる。
昨今のカメラは画素数が増え、ブレが目立つようになってきたこともある。さらに、スポーツの現場では選手のパフォーマンスも上がり、動きも速くなっている。試合の演出のためにナイターや室内の明るさが足りなくなる環境もあるなど、ブレが起きやすい状況が増えてきているのだ。
手ブレを抑えるにはシャッター速度を上げて、手ブレを極力なくすしかない。ひと昔前ではシャッター速度が1/500秒もあればスポーツ撮影では十分と言われていたが、今では1/2,000秒がスタンダード。一脚の使用がマストな理由だ。
数ある一脚の中からレオフォトを選択したのは信頼性の高さが理由。いかなる環境下でも高いパフォーマンスを発揮してくれて、プロの厳しい条件に応えてくれる。メインに選んだのはMP-366C。6段の一脚だ。一脚選びで重視している携帯性と利便性を満たしてくれる。
約585gの軽さながら耐荷重は15kgと重量級レンズ使用時も安心のスペック。耐荷重の数値が大きめに設定されているにもかかわらず、軽量で持ち運びやすい。カーボン製で耐久性は抜群だ。
利便性においては、伸縮がスムーズで、脚部のロックがストレスなく作動するかがポイント。MP-366Cは可動部位がとにかくスムーズで、高さ調節がストレスなく「ビシッ」と決まる。レオフォトの一脚は使用していて気持ちが良いのだ。
また、写真だけでなく、スーパースローを多用したスポーツの動画にも取り組んでいる。動きの速い被写体の姿をスローモーションで見せるためだ。動画撮影ではMV-324C+VD-03の出番。カスタマイズしやすい4段一脚と自立ベースのセットとなっている。こちらは脚部のロック機能がレバー式で操作が非常に楽だ。
石突部分にはミニ三脚にもなる着脱可能な自立ベースVD-03が備わっていて、安定した設置が可能。VD-03に搭載されたボールによって、装着時も一脚を自在に動かせるので被写体を追いやすい。一脚上部のベースも着脱できて、用途に合わせて雲台を組み合わせられるなどカスタマイズがしやすい点も動画撮影に向いている。
携帯性に優れ、自由にカスタマイズできるレオフォトの一脚システムにとても満足している。