私はこれを買いました!
今、大きなバッグが欲しい理由
WANDRD「ヘクサード アクセスダッフル45L」(宮本義朗)
2022年12月30日 10:00
会社から、自分のデスクがなくなりまして……
2020年にデジカメ Watch編集部に入ったときのこと。カメラが持ち運べ、かつ取材や通勤に使いやすい“あまり大きすぎないバッグ”を求めて、ハクバ写真産業の「LUXXe フォース バックパック」を購入しました。一見するとカメラバッグぽくないシンプルなデザインに、すっきりと背負えるサイズ感がGood。歩き回りながらの取材でも活躍しました。
で、2022年のお話。そこには、荷物がたくさん入る“大きなバッグ”を求める私がいるのでした。それは何故か。答えは「会社に自分のデスクがなくなったから」です。在宅ワーク推奨の折、弊社でも個人の自席を構えないフリーアドレス制が採用されました。自分の荷物を置いておける場所がなくなったため、多くの荷物を持ち運ばなくてはいけない日が増えたわけです。
前置きが長くなりましたが、私が選んだのはWANDRDの「ヘクサード アクセスダッフル45L」。製品名にもある通り、ダッフルバッグとして使うこともできるのですが、バックパックスタイルにも対応する多機能性を有しています。むしろ、後者としての使い方がメインですね。
バッグの中は3つの収納室に仕切られています。別売のインナーボックスを組み合わせると、カメラやちょっとした機材を入れやすくなります。スーツケースのように真ん中からパカっと開けられるのが大きな特徴でしょうか。国内代理店をつとめる銀一の製品ページを見ていただければわかりますが、収納量も申し分なく、数日間の出張にも不安なく持ち出せます。今年の夏はこのバッグと共に、北海道や高知を旅しました。
バックパックスタイル時にサイドアクセスの開口部となる2つの扉。このデザインになんとなくオリジナリティを感じたのが購入の決め手です。ターポリン素材を使ったすっきりとした表面のデザインと、バッグ左側面(背負ったとき)のガチャッとしたギミックのバランスがかっこ良き。
実は私がこのバッグを購入した数週間後、銀一からWANDRD製品の価格改定が告げられました。値上げ幅も意外に大きく、まさに「欲しいときが買い時」を肌で体感したワタシ。ひとつ大人になりました。
何かとスマートに生きることを良しとする時代ですが、荷物をたくさん持ち運ぶ、という選択肢をとったわけです。もちろんLUXXe フォース バックパックも併用していますので、その時々で必要な荷物量から適したバッグを選択します。が、特に必要のないものまで持ち運ぶのも、なんだか楽しかったりするのです。