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エプソン、ランニングコスト最安のエコタンク搭載エントリーモデル「EP-M476T」

エプソン販売株式会社は、エコタンク搭載のA4インクジェットプリンター「EP-M476T」を11月16日に発売する。店頭予想価格は税込3万円台前半。

エコタンク搭載の現行機種の中で、最もランニングコストを抑えたモデル。ホーム・ビジネス兼用で、なおかつ印刷量がそこまで多くないユーザーに向けて、エコタンク搭載モデルを「お手頃に始められる」と訴求。価格帯を抑えたエントリーモデルという位置づけになっている。

A4カラー文書の印刷コストは約0.8円。1回のインク交換で印刷できる枚数は、ブラックで約4,500枚、カラーで約7,500枚。

L判写真の印刷コストは約7.8円(インク+用紙)、印刷スピードは約76秒。

使用インクは4色染料(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)。

本体前面には1.44型モニター(タッチ非対応)を搭載。無線LAN、Wi-Fi Directに対応する。自動両面プリントには非対応。SDカードスロットも非搭載。

10月5日13時25分修正:記事初出時のモニターサイズ表記が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。

5年間の修理サポートが付帯する「カラリオスマイルPlus」(別売)の対象機種にも含まれている。

同社によるとエコタンク搭載モデルは、印刷量が多いユーザーにとってはランニングコストの面でメリットがあるという認知が広まってきているという。そうしたコスト面での定量的・客観的な価値に加えて、今後は「インク交換の手間が減る」という、印刷量が多くないユーザー層にとってもメリットとなり得る主観的な価値についても訴求していく構えとしている。

環境への配慮として、量販店の展示用に紙製モックアップを用意。二酸化炭素排出量が約93%削減されるという
本誌:宮本義朗