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ニコン Z 9の最新ファームウェアが公開。被写体検出に「鳥」「飛行機」追加

Z 8にも「鳥」専用モードを予定

ニコンは10月4日、ミラーレスカメラ「Z 9」の最新ファームウェアを公開した。あわせて「Z 8」の機能向上についても予告している。

Z 9

バージョン番号はC:Ver.4.10。静止画および動画撮影メニューの「AF時の被写体検出設定」に、「鳥」と「飛行機」が加わった。

鳥モードでは、鳥に対する全般的な検出性能を向上。岩山や森などの複雑で高コントラストな背景での検出やAF性能を高めたほか、飛翔中、止まっているとき、見た目が特徴的な鳥など様々な状況で素早く検出するという。動きが速い鳥の追尾性能もアップした。

飛行機モードは「Z 8」にも搭載されているもので、被写体の大きさに関わらず安定した検出が可能だという。背景に様々なものが映り込むシーンや、暗いシーンでの検出能力を高めた。

Z 8

初期から搭載している「飛行機」専用モードに加え、2024年前半のファームウェアアップデートで「鳥」専用モードの追加や、その他の機能向上を予定しているという。

本誌:鈴木誠