写真展告知

第48回JPS展

文部科学大臣賞 森建一郎「郷愁」単写真

日本写真家協会(JPS)は、第48回JPS展を5月20日から開催する。東京展を皮切りに京都市での関西展も実施。両展にあわせせた関連イベントも発表している。

JPSは、全国に1,300名余りの会員を擁する職業写真家の団体。創立の翌年1951年に「日本写真家協会 第1回展」を開催。1962年の第10回展まで行われた。

同展は、1976年に「JPS展」と名称を変更。1977年からは、一般公募を開始し、1991年からは写真学生を対象とした「ヤングアイ」に規模を拡大して開催している。

一般公募では、文部科学大臣賞・東京都知事賞・金・銀・銅賞のほか、奨励賞、優秀賞が与えられ、プロの写真家への登竜門となっている。

2023JPS展の応募者総数は1,481名(一般部門1,322名、18歳以下部門159名)。応募作品総数は3,195点/4,524枚(一般部門2,953点/4,201枚、18歳以下部門242点/323枚)。

入賞・入選者数は218名(一般部門177名、18歳以下部門41名)で、入賞・入選作品数は396枚(一般部門318枚、18歳以下部門78枚)となっている。

東京都知事賞 西川武則「路地裏の生き物たち」3枚組
金賞 吉澤秀行「雪の妖精」3枚組
18歳以下部門最優秀賞 田中碧「見果てぬ夢」4枚組

東京展

・会場:東京都写真美術館 地下1階 展示室
・展示会期:5月20日(土)~5月28日(日)
・時間:10時00分~18時00分(木曜日・金曜日は20時00分まで)
・休館日:月曜日

審査員による受賞作品講評会

開催日程:5月20日(土) 15時00分~16時30分
会場:東京都写真美術館 1階 ホール
参加費:無料
定員:50名(要申込・先着順)
講師:野町和嘉、菊池哲男、白鳥真太郎、土屋勝義、白山眞理(一般財団法人日本カメラ財団調査研究部長)
司会:吉永陽一(JPS正会員)

第2回 知っておきたい写真著作権&肖像権セミナー

会場:東京都写真美術館 1階 ホール
開催日:5月21日(日)
参加費:無料
定員:180名(当日受付若干名)
午前の部講師:吉川信之
午後の部講師:大西みつぐ、山岸伸、棚井文雄

写真家によるポートフォリオレビュー

開催日程:5月26日(金) 18時30分~20時30分
会場:東京都写真美術館 1階 スタジオ
参加費:税込2,000円
定員:20名(要申込・先着順)
締切日:5月24日(水)
講師(予定):加藤恵美子(風景・ネイチャー)、熊切大輔(スナップ・ポートレート)、小林みのる(花・スナップ)、曽根原昇(スナップ、旅、犬猫)、奈良岡忠(テーブルフォト・ミニチュア)、本間伸彦(舞台、風景)、吉永陽一(鉄道・航空・空撮)、渡部晋也(舞台・イベント・祭礼)

2023年度第2回技術研究会 組写真、テーマの見つけ方と表現

開催日程:5月27日(土) 14時00分~16時00分
会場:東京都写真美術館 1階 スタジオ
参加費:税込1,000円
定員:25名(要申込・先着順)
講師:宇井眞紀子、清水哲朗

関西展

・会場:京都市美術館 別館 2階
・会期:6月20日(火)~6月25日(日)
・時間:10時00分~18時00分

作品講評会

開催日程:6月24日(土) 14時00分~15時30分
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」大会議室
講師:野町和嘉、熊切大輔、柴田明蘭

JPS会員による講演会

開催日程:6月24日(土) 15時45分~16時45分
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」大会議室
講師:三田崇博

第2回 知っておきたい写真著作権&肖像権セミナー

会場:京都市勧業館「みやこめっせ」大会議室
開催日:6月25日(日)
参加費:無料
定員:120名(当日受付若干名)
講師:ハービー・山口、溝縁ひろし、棚井文雄

各展共通

会員作品部門 「Professional Members Exhibition 2023」・「プロフェッショナル・フォト」

開催場所:東京展・関西展の各会場で同時開催
入場料(各会場共通):一般700円、学生以下無料、65歳以上無料、障害者手帳所有者とその介護者(2名まで)無料