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公募展「第50回2025JPS展」の審査結果が公開

東京・関西・名古屋で巡回展も

文部科学大臣賞 「還る」(田中菜生氏 千葉県 4枚組)

公益社団法人日本写真家協会(JPS)は、公募展「第50回2025JPS展」の審査結果を3月14日(金)に発表した。

プロ写真家への登竜門ともなっている「JPS展」。2025JPS展の公募作品は、2024年11月10日から2025年1月10日の間に受け付けを行い、熊切大輔氏(審査員長)、コムロミホ氏、芳賀日向氏、HASEO氏、永原耕治氏(隔月刊「風景写真」編集長)が審査した。

応募者総数は1,667名(一般部門1,485名、18歳以下部門182名)。応募作品総数は3,679点/5,055枚(一般部門3,369点/4,658枚、18歳以下部門310点/397枚)。

結果、一般部門で文部科学大臣賞1名、東京都知事賞1名、金賞1名、銀賞2名、銅賞3名、奨励賞5名、優秀賞20名、入選142名。18歳以下部門で最優秀賞1名、優秀賞10名、入選29名を選出。

入賞・入選者数は215名(一般部門175名、18歳以下部門40名)で、入賞・入選作品数は384枚(一般部門312枚、18歳以下部門72枚)となった。

加えて、2025JPS展を5月17日(土)から開催する。東京展を皮切りに、関西展、名古屋展と巡回。審査員作品特別展示や会員作品部門「プロフェッショナル・フォト」、関連イベントも同時に開催される。

東京都知事賞 「シルクロード巡礼」(鄭斯佳氏 東京都 4枚組)
金賞 「母はシングル」(鈴木拓哉氏 東京都 3枚組)

東京展

展示会場

東京都写真美術館 地下1階 展示室

開催期間

2025年5月17日(土)~5月25日(日)

開催時間

10時00分~18時00分(木曜日・金曜日は20時00分まで)

休館

月曜日

入場料

一般700円、学生以下・65歳以上、障害者手帳の所有者とその介護者(2名まで)無料

審査員による受賞作品講評会

  • 日時:5月17日(土)15時00分~16時30分
  • 会場:東京都写真美術館 1階ホール
  • 講師:熊切大輔氏、コムロミホ氏、芳賀日向氏、HASEO氏、永原耕治氏(隔月刊「風景写真」編集長)
  • 参加費:無料
  • 定員:50名(要申込・先着順)
  • 受付開始:4月7日(月) ※入賞・入選者が優先

JPS会員写真家による作品講評会

  • 日時:5月22日(木)18時00分~20時00分(17時45分受付開始)
  • 会場:東京都写真美術館1階スタジオ
  • 定員:20名(要申込・先着順)
  • 参加費:3,000円
  • 締切日:5月19日(月)
  • 講師写真家(予定):飯田耕治氏、川村容一氏、小林みのる氏、斎藤大地氏、奈良岡忠氏、松井章氏
  • ゲスト講師(予定):山口規子氏、土屋勝義氏

関西展

展示会場

京都市美術館別館 2階

開催期間

7月1日(火)~7月6日(日)

開催時間

10時00分~18時00分

入場料

一般700円、学生以下・65歳以上、障害者手帳の所有者とその介護者(2名まで)無料

受賞作品講評会

  • 日時:7月5日(土)14時00分~15時30分
  • 会場:kokoka京都市国際交流会館 イベントホール
  • 講師:熊切大輔氏、川村容一氏、柴田明蘭氏

記念講演会「写真家 織作峰子の仕事」

  • 日時:7月5日(土)15時45分~16時45分
  • 会場:kokoka京都市国際交流会館
  • 講師:織作峰子氏
  • ゲスト:熊切大輔氏

名古屋展

愛知県美術館 ギャラリーJ室

開催期間

7月15日(火)~7月21日(月・祝)

開催時間

10時00分~18時00分(金曜日は20時00分、最終日は17時00分まで)

入場料

一般700円、学生以下・65歳以上、障害者手帳の所有者とその介護者(2名まで)無料

会員写真家による作品講評会

  • 日時:7月19日(土)10時00分~12時00分
  • 会場:愛知芸術文化センター アートスペースE.F室(12階)

受賞作品講評会

  • 日時:7月20日(日)10時00分~12時00分
  • 会場:愛知芸術文化センター アートスペースA室(12階)
  • 講師:熊切大輔氏、川村容一氏、小玉亘宏氏

記念講演会「素敵な風景写真の表現術」

  • 日時:7月20日(日)13時30分~16時30分
  • 会場:愛知芸術文化センター アートスペースA室(12階)
  • 講師:喜多規子氏
  • 司会:井上嘉代子氏
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。