写真展告知

フジフイルム スクエア企画写真展:「魅力発見! 日本の世界文化遺産」 ~写真が語る日本の歴史~

富士フイルムフォトサロン(東京・赤坂)7月1日~

土門拳 平等院鳳凰堂夕焼け 1961年 (c)土門拳写真研究所

現在、日本国内には23件の世界遺産があります。うち19件が文化遺産として登録されており、そのほとんどが日本史の時代区分と時代背景を象徴する建造物として残されています。

本展は、19件全て取り上げるとともに特徴的な文化遺産にスポットを当て、日本の歴史を通観しながら紹介します。日本の写真界を代表する土門拳(1909-1990)、奈良大和路のイメージを定着させた入江泰吉(1905-1992)、建築写真の第一人者・渡辺義雄(1907-2000)、日本の造形美を鋭く切り取った西川孟(1925-2012)、京都の古社寺や風景を半世紀にわたって撮り続ける水野克比古(1941-)、高野山に生まれ育ち、山岳宗教をテーマとする永坂嘉光(1948-)、「楽園」をテーマに世界を巡り、日本の世界遺産を撮影する三好和義(1958-)など日本の美と文化を見つめ撮り続けてきた優れた写真家たちによる、格調高い作品で構成します。

観光スポットとしても人気の高い世界遺産を選りすぐりの写真で紹介する本展は、日本特有の美と文化に出合う絶好の機会です。また、歴史の流れと合わせて見ることで、日本の魅力を再発見することができるでしょう。

写真展情報

渡辺義雄 唐招提寺金堂夜景 1968年頃 (c)日本写真保存センター
岡本茂男 嚴島神社 廻廊平舞台より東廻廊 1988年 (c)岡本写真工房
田村仁 富岡製糸場 操糸場内部 2016年 (c)田村仁
三好和義 中城(なかぐすく)城跡 2009年 (c)三好和義

会場

FUJIFILM SQUARE 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・2・ミニギャラリー
東京都港区赤坂9-7-3

開催期間

2021年7月1日(木)~7月20日(火)

開催時間

10時00分~19時00分(最終日は16時00分まで)
※入館は18時50分まで

休館日

会期中無休

出展作家(生年順・敬称略)

入江泰𠮷、渡辺義雄、土門拳、西川孟、岡本茂男、柴田秋介、牧野貞之、江成常夫、藤塚光政、水野克比古、田村仁、藤原新也、三沢博昭、管洋志、石橋睦美、永坂嘉光、三好和義