写真展告知

山端拓哉写真展:ロシア語日記

FUJIFILM SQUARE(東京・六本木)にて 8月28日より

(c)Takuya Yamahata

富士フイルムが2019年に開催した企画写真展「平成・東京・スナップLOVE」(東京は6月、大阪は7月)において、一般公募より選出された4名の写真家による個展が、東京・六本木のFUJIFILM SQUAREでの開催を皮切りにスタートする。第1弾は山端拓哉さんの写真展で、タイトルは「ロシア語日記」。会期は8月28日~9月10日にかけて。

総勢11名の写真家が捉えた“平成”の“東京”が紹介された企画展「平成・東京・スナップLOVE」と連動し、ポートフォリオプレビューと題して、ひろく一般に作品の持ち寄りを募った作品選考会が実施。選考会を通じて選出された写真家4名に、個展の開催権が贈られていた。

約1年の制作期間を経て、このほどファイナリストによる個展がスタートする。東京会場では、山端拓哉さんと小西拓良さんの個展が、大阪会場では阪東美音さんと前川朋子さんの個展が、それぞれ開催される。

「ロシア語日記」概要

今回の作品は、ロシアに語学留学に行っているときの写真が、中心になっている。

旅行写真ではなく、また生活写真でもない、その狭間を作品にしたい。

私は日本でも最近ロシア語で、日記を書いている。

日本での生活でさえ、ロシアと密接に関わっていて、これからもロシアとの関係は続く。

ロシア語日記は、どんどんページ数を増やす。

写真展情報

選評:尾仲浩二氏

山端くんはロシアが好きだからロシアへ何度も行く。カメラとフィルムを持って。
気になるものは何でも撮ってくる。
フィルムを現像する。
思っていたほどイイ感じには写ってなかったけれど、思ってもいなかったものがイイ感じに写っていたりする。
暗室でプリントをする。
ホントはこんな色じゃなかったけど、こんな色でも悪くないなと思う。
それが楽しくてまたロシアに撮りに行く。
山端くんが写真を楽しんでいる事がストレートに伝わってきたんです。

写真家プロフィール(敬称略)

山端拓哉 (ヤマハタ・タクヤ)
1988年:青森県十和田市生まれ。
2011年:武蔵大学社会学部社会学科卒業。
2016年10月~2018年2月:ロシア・ウラジオストクにて語学留学。帰国後、暗室クラブ【おんたま】に参加。フィルム写真にこだわりながら、作家活動中。
2019年11月:フランス・パリ《FOTOFEVER》に【おんたま】として参加。

概要

会場

富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
東京都港区赤坂9-7-3 FUJIFILM SQUARE

開催期間

2020年8月28日(金)~2020年9月10日(木)

開館時間

10時00分~19時00分
※最終日は16時00分まで。入館は終了10分前まで

休館日

会期中無休

入場料

無料