写真展

玉利祐三写真展「愛しきfemmes; etrangeres et japonaises」

(オリンパスギャラリー)

心惹かれる女性(femme)には、国籍、年齢、言葉に関係なく、時を忘れ、ときめきを感じる。

街を歩き、疲れると、cafeに立ち寄る。Parisでは、店員さんにも、カウンターにいる先客にも、ごあいさつ “Bonjour”、そしてカウンターに割り込む・・・

Paris、ときには、一瞬に恋してしまうfemmeがいる・・・

その美しさを、その魅力を、つたない仏語で伝え、撮影をお願いすると、快く“Oui”(はい、いいですよ)。

そして、撮影後に写真を見せると、“Oh, merci!” (ありがとう)と返答されるのだが、その一言で、たまらなき幸福と満ちたりたものを味わうことができる。僅か50cm~1 m程の撮影空間を共有した一瞬の恋だが、時が止まったような錯覚に陥る。

フランスやイタリア、倉敷、神戸、大阪や京都の女性でも、そして日本にいるアメリカ、ドイツ、スペイン、ポーランド、ブラジル・・・女性でも同様だ。国内でも海外でも、このように声をかけて断れたことは一度もない。信頼関係そして恋する心に国境はないだろう。

日本人(japonaises)でも外国人(etrangeres) でも、同じような光景では、その美しさに国境はないようだ。

出展数 カラー・モノクロ 約90点

【オリンパスギャラリー大阪】8月17日(水)~ 8月25日(木)玉利祐三 写真展|オリンパスギャラリー大阪 写真展一覧|ショールーム・ギャラリー&サービスステーション|オリンパス

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー大阪
  • ・住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1MID西本町ビル1階
  • ・会期:2016年8月17日(水)~8月25日(木)
  • ・時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • ・休館:日曜日・祝日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

・ 高校生のころルノワール等の印象派の油絵を制作。大学・大学院生でのガラス乾板にスペクトル輝線を露光・現像する研究により写真に興味をもつ。
・ 大学理学部教員として勤めるなか、4×5インチ判カメラから写真を始める。専門は光分光分析、放射能化学、地球環境化学、微量栄養学、予防医学等。元厚生労働省第7次国民の栄養所要量設定研究メンバー。理学博士。
・ 玄光社「PHOTO TECHNIC」誌、「露出ハンドブック」、「風景&ネイチャー撮影ハンドブック」、1985~1995年掲載
・ BeeBooks写真集「Mexican Passion in Arizona」no.186、ISBN4-89615-186-0 C0372、48頁、1994年3月出版
・ 神戸新聞社写真部後援、そごう百貨店及び大丸百貨店ギャラリーで写真展多数開催(1996~1999)
・ 写真集「Pastel Four Seasons春夏秋冬」、32頁、オノウエ印刷2001年11月、自費出版
・ 2006年それまで教員として努めていた大学を早期退職し、充実した写真生活を開始する。
・ 写真集「Windows」、36頁、株式会社コシナ協賛、オノウエ印刷2007年3月、自費出版
・ 2014年1月6~15日、オリンパスギャラリー大阪にて「日常の街Paris」3人写真展、「机・椅子…」53作品を発表
・ 2014年8月29日~9月4日、オリンパスギャラリー大阪にて「Photo Exhibition with Olympus lens of new BCL, old Zuiko, etc.; light & shadow in Europe」玉利祐三写真展53作品を発表
・ 2014年11月13~24日、フランス・パリ、8the Salon Daguerre International Photography Exhibition写真展出展
・ 2014年11月28日~12月4日、オリンパスギャラリー大阪にて「Art by Art-filter Photo Exhibition」3人写真展、「reference」30作品を発表
・ 2015年6月26日~7月2日、オリンパスギャラリー大阪にて「Paris Photo Exhibition with Ash-Mono-Color」玉利祐三写真展56作品を発表