イベントレポート

羽田空港で「Insta360 X5」の貸出イベントが開催中

展望エリアなど空港内で1時間の試用が可能

目印は「Insta360 X5」の巨大モックアップ

Insta360 Japanは新製品「Insta360 X5」のポップアップイベントを羽田空港で開催している。最新の360°カメラを存分に体験できるイベントだ。

場所は羽田空港第3ターミナル5Fのお祭り広場で、搭乗券がなくても入場可能なエリア。期間は4月26日(火)~5月6日(火)。時間は平日が11時00分~20時00分、土日祝が11時00分~21時00分。

Insta360 X5は同社360°カメラのフラッグシップモデルで、4月22日(火)に発売された。価格は通常版が8万4,800円、エッセンシャルキットが10万1,800円。

Insta360 X5(正面)
Insta360 X5(背面)

主な用途の1つに旅行での使用を考えていることから、空港でのポップアップ開催を決めたという。すでに海外では同様の施策を行っており、海外の旅行客がカメラを知って自国に広めたりといった拡散も期待してるという。

タッチ&トライコーナーにも多くのInsta360 X5が並んでいた

現在、こうした民生用360°カメラは同社のシェアがほぼ100%という。それだけに今回のフラッグシップモデルは大きな話題となっており、来場者数も上々とのこと。飛行機に乗る人以外にも、飛行機の撮影目的で来た人も多く訪れているそうだ。

Insta360 X5の貸出サービスも行っている。10台を用意し、身分証を持参すれば1時間ほど自由に撮影を体験できる。第3ターミナルの4階と5階で撮影可能となっており、5階の展望エリアで飛行機を含めて撮影することもできる。

貸出カウンター
羽田空港第3ターミナル5階展望エリアからの眺め

撮影を終えるとスタッフが体験者のスマートフォンへのデータ転送を行ってくれる。また、動画編集の仕方なども教えてくれるという。

スマートフォンに取り込んだ360°映像を再生しながらアングルを変えると、そのまま切り取って保存することができる。意外に360°映像の編集が簡単なことに、驚く体験者も多いそうだ。

「店頭ではヒモで繋がっていたりして自由に撮影を試すことが難しいと思いますが、ここでは持ち歩いて試せるのが大きなメリット。Insta360 X2やInsta360 X3からの買い換えを検討している人も多いようです」。

会場限定となるが、アンケートに答えるとInsta360 X5が抽選で2台当たる抽選会や特典付きの即売会も行われている。

ジンバルの「Insta360 Flow 2 Pro」やアクションカメラの「Insta360 Ace Pro 2」、「Insta360 GO 3S」なども展示されていた

画質向上とファイルサイズ削減を両立

会場ではプレス向けの説明会も行われた。ここではその際のスライドの一部を紹介する。

Insta360 X5はセンサーサイズがアップしたこととイメージングチップを2つ搭載することで、暗所撮影の性能も向上している。また、ウインドガードの搭載でオーディオ品質が向上したほか、バッテリー容量も増加するなどの進化点がみられる。

色再現や映像の鮮明さなども向上したという
ファイルサイズの2割削減も新しい点
AIによるノイズリダクションで暗所性能も向上
後から好きな部分をフレーミングできるのもメリット
新たに、破損したレンズをユーザーが交換できるようになった。低コストで迅速な対応が可能となる
2回ツイストすると録画操作ができるようになった。自撮り棒に付けた際に伸ばしたまま操作できる
バッテリー駆動時間が伸びている
従来機種との比較

開催期間

2025年4月26日(土)〜5月6日(火)

開催時間

  • 平日:11時00分〜20時00分
  • 土日祝:11時00分〜21時00分

会場

羽田空港第3ターミナル5Fお祭り広場

内容

  • 「TOUCH&TRY」コーナーでの製品展示
  • 空港内貸出
  • 新製品が当たる抽選会
  • 即売会(イベント限定特典付き)

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。