富士フイルム「わたしの自然観察路コンクール」受賞作品展

高校生の部　環境大臣賞
「ぼくの通学路　川の生き物観察」石川睦紀さん
愛知教育大学附属特別支援学校 高等部
高校1年生（愛知県）

「わたしの自然観察路コンクール」の受賞作品展が、フジフイルム スクエア（東京・港区）で3月8日（金）にスタートする。会期は3月28日（木）まで。入館は無料。

同コンクールは、富士フイルム・グリーンファンドと公益社団法人日本環境教育フォーラムが主催し、小中高校生を対象に毎年実施しているもの。地域の身近な自然の魅力をポイントにまとめ、観察ルートを設定して、絵地図と文章で表現した作品を「自然観察路」として審査、表彰している。学校教育や家庭教育を補完し、自然を愛し大切にする心を醸成することを目的としている。

今回は、富士フイルム・グリーンファンドの40周年と、富士フイルムホールディングスの90周年を記念して、同コンクールの過去10年間の優秀作品を展示する。

展示作品は、子どもたちが自らの足で、身近な自然と接して調べ、感じたことが表現されている。「現代の子供たちの自然への思い、感じていること」をその作品から垣間見ることができるのが、この受賞作品展の見どころという。

富士フイルム・グリーンファンドは、富士フイルムの創立50周年を機に、「自然保護」を対象に10億円の資金を拠出して1984年に設立。民間企業による、自然保護をテーマにした公益信託は日本で初という。「自然環境の保全、育成」に関する活動や研究に対して、数多くの助成、支援を行っている。

展示概要