デジタルカメラマガジン

星空の基礎知識から撮影テクニックまで徹底解説…「紫金山・アトラス彗星」撮影準備マニュアルも

新製品レビューには「EOS R1」「EOS R5 Mark II」が登場

7月20日(土)発売の『デジタルカメラマガジン 2024年8月号』の一部を紹介する。今回の特集1は「四季の空に輝く星座とレンズ選び、美しい天の川の撮り方まで」だ。

<特集1>四季の空に輝く星座とレンズ選び、美しい天の川の撮り方まで

夜空を見上げると、そこにはきらめく無数の星々。星の名前は分からなくても、美しい夜の絶景がそこには広がっている。ミラーレスカメラの時代となり、大口径レンズが入手しやすくなったこともあって、星空風景は人気の撮影ジャンルとなった。

普段は自然風景を中心に撮影している人にとっても、挑戦してみたいジャンルの1つなのではないだろうか? デジタルカメラマガジン8月号の特集は星空風景を撮影したいと考えている人たちに向けて、気になる疑問や撮影に向けた準備とアドバイス、天の川や季節の星座を絡めたドラマチックな星空風景の撮影とレタッチまで、星空風景のすべてを解説する。

四季ごとに撮るべき星が分かる「星空の基礎知識」

俳句に季語があるように星空にも四季を代表する星座がある。その中でも星空風景の撮影で組み合わせたい代表的な星座や星の並びをピックアップしてみた。星に親しみを持てば、星空風景の撮影がより楽しくなるはずだ。

星空風景の基本が分かる「Q&A」

星と風景を一緒に撮影する場合、必要な機材や撮影場所のセレクトなど事前の知識が必要で初心者には少しハードルが高い。そんな入門者の疑問に一問一答形式で回答していく。

星空風景を撮るのに必要な焦点距離とは?「星空撮影レンズの選び方」

美しい星空と風景を一緒に写す場合はどんなレンズが必要なのだろうか。F値の明るさか、画角の広さか、それとも収差か。星空撮影に適したレンズの条件とレンズの選び方を紹介する。

プロから学ぶ天の川のある星空風景「美しい星空風景の撮影テクニック」

天に昇るような天の川、SNSでよく見かける濃度の濃い天の川など、見栄えがする星空風景の撮り方を必要な機材、条件、撮り方、レタッチ方法などに分けて詳しく解説する。

10月初めに最接近!「紫金山・アトラス彗星」撮影準備マニュアル

今年最も話題を集めている天体イベントが「紫金山・アトラス彗星」の接近。9月の末から見え始め、10月13日(日)に最接近する。彗星とはどんなものなのかから、どんな日時で、どこに見えるのか、彗星の撮り方まで彗星のすべてを解説する。

登場写真家(敬称略)

荻原誠、芝崎裕司、関岡大晃、恒松泰至、沼澤茂美、東山正宜、藤原嘉騎、湯淺光則

<特集2>新次元の“5”「キヤノン EOS R5 Mark II」14ページで徹底解説

EOS Rシステムを飛躍させたEOS R5から4年、Mark IIが登場する。イメージセンサーは表面照射から裏面照射積層センサーへと進化し、高画質と高速読み出しを両立。情報処理は2種のエンジンを併用するAccelerated Captureシステムとなり、EOS史上最もパワフルだ。

現代のカメラで最重要な2つのコアデバイスが大きく進化し、全性能が向上している。「5」の良さを残しつつ、新たな撮影体験を実現したキヤノンらしい正当進化モデルだ。8月号では14ページにわたって新機能の紹介と検証、鉄道・スポーツ・風景での実写レビューで徹底的に解説する。

EOS R初「1」の称号を手にするフラッグシップ「キヤノン EOS R1」

EOSが一眼レフカメラから本格的にミラーレスカメラへと舵を切ったのが2018年9月。初代機のEOS Rから6年の年月を経て、「1」の名を冠したフラッグシップ機「EOS R1」がついに登場する。

進化点は同日に発表されたEOS R5 Mark IIと共通する部分も多いが、EOS R1はその域に止まらず、「1」たる矜持を誇る妥協なきスペックに仕上げられている。EOS R1の性能紹介とプロの現場で使った実写レビューをお届けする。