デジタルカメラマガジン

鉄道写真を5つのジャンルに分けて徹底解決…おすすめ撮影スポットも紹介

「Z6III」「RF35mm F1.4 L VCM」の新製品レビューも

6月20日(木)発売の『デジタルカメラマガジン 2024年7月号』の一部を紹介する。今回の特集1は「鉄道絶景風景の撮り方をジャンル別に攻略」だ。

<特集>鉄道絶景風景の撮り方をジャンル別に攻略

デジタルカメラマガジン2024年7月号の特集は人気の鉄道写真。美しい日本の鉄道風景を海・山・花・水・駅の5つのジャンルに分けて徹底攻略する。人気の鉄道写真家が各ジャンルの基本的な撮影技法と、おすすめスポットを紹介する。それぞれの特徴を存分に生かせるテクニックを身に付け、より美しい鉄道絶景を撮ってみよう。

海、山、花、駅、水の5ジャンルに分けて解説

鉄道風景写真は日本中、どんな場所でも撮れる。その幅広さが人気の一因だが、初めて鉄道写真を撮ろうと思ったとき、どこから狙ったら良いのかが分かりにくいところもある。そこで今回は5つのジャンルに分けて解説。写真を見て撮りたい! と思ったジャンルから読んでみよう。

撮影の基本テクニックをしっかりと解説

各ジャンルのはじめには基本テクニックの紹介ページを用意。目指す写真を元に、撮影で気をつけるポイントを4~5つ紹介。そのポイントを元に、どのように仕上げていくのかを写真とともに解説していく。

おすすめの撮影スポットを紹介

基本テクニックを学んだあとは、絶景ポイントに出かけてみよう。「シャッターチャンス」の項目では、メインカットと同じような写真が撮れる時期と時間を紹介。併せて撮るときの注意点も解説している。

登場写真家(敬称略)

久保田敦、助川康史、中井精也、長根広和、福島啓和、山下大祐

世界初部分積層型センサーが可能にする究極のミドルクラス

Z6IIIは、コストを抑えつつデータの高速処理を実現する世界初の「部分積層型センサー」によって、全方位で性能アップを果たした2,450万画素の中級モデル。幅広い写真趣味層に訴求できるカメラとあって、ハード・ソフト両面でニコンが力を入れる主力製品となっている。

ミラーレスカメラ最高クラスのファインダーや最高120コマ/秒の高速連写、フレキシブルカラーピクチャーコントロールと呼ばれる自由度の高い色設定などが主な特徴。今回は主に動体向けの性能評価を動物写真家の佐藤章氏が、それ以外の画質や機能面の評価を河田一規氏が担当し、読者が特に気になるポイントを軸に、Z6IIIの現場対応力を検証する。

小型・軽量化された新時代のF1.4シリーズ

キヤノンから新レンズRF35mm F1.4 L VCMが発売される。EFレンズ時代の終盤に発売されたEF35mm F1.4L II USMを凌ぐ解像力を有しながら小型・軽量化を達成。さらに、磁力を用いたモーター(VCM)やアイリスリングをRFレンズで初搭載し、写真にも動画撮影にも使えるというRFレンズを新たな表現領域に進める1本だ。風景写真家・館野二朗氏に鳥海山麓エリアに向かってもらい、新緑や水辺を巡りながら新レンズの表現力を試した。