デジタルカメラマガジン

2021年11月号特集は「はじめての星空風景」。シーン別の撮影テクニックや、写真家が勧める“星レンズカタログ”など

総力特集:壮大な星々のドラマを写すための知識とテクニックをすべて網羅

紺碧の夜空にきらめく星々は、夜だけの特別な絶景だ。地球の自転と公転がもたらす壮大な夜空のドラマは、今も昔も人々を魅了する。はじめて星空風景を撮影する人のための入門編から、天の川や季節の星座を絡めたドラマチックな星空風景の撮影とレタッチまで、デジタルカメラマガジン11月号では、星空風景の魅力を詰め込んだ決定版となる特集をお届けする。

アイデアが満載「シーン別撮影テクニック」
星空撮影に精通した写真家による幻想的な星空風景を撮るコツを紹介する。ポイントは星空ではなく、星空風景というところ。星空と周りの風景と絡めた、情緒的な写真を撮ってみよう。
まずはここから「星空撮影入門」
いきなり「星空風景を撮影してみよう!」と言われても、どんな機材を使って、どんなカメラ設定で、どんな道具が必要なのかが分からない。さらに暗い中、どうやって構図を作るのか。その方法を1から紹介する。
流星群も部分月食も「天体ショーを撮る」
皆既月食、流星群、彗星など、天体イベントはワクワクする。しかも数年や数十年に一度とめったに合えないので、せっかくなら美しく残したい。今回は流星群や部分月食の撮り方を詳しく紹介。今年の冬にチャレンジしてみよう!
写真家おすすめ「星レンズカタログ」
星空は一般の風景撮影とは違って特殊な撮影になる。暗い夜に点光源に近い星をきれいに写しつつ、手前の風景も写す。画角の広さとF値の明るさ、そしてなにより描写力が重要だ。写真家が実際に使っていてオススメのレンズを紹介する。
仕上がりが見違える「星空レタッチ」
星空は暗く光量が少ないため、見た目と写した写真には多少の違いがある。見たときの印象どおり美しくクリアに仕上げる方法や、星が流れている様子を滑らかな線で表現する方法などを紹介する。
星にまつわる「物語」や、撮影を便利にする「アクセサリー紹介」
はるか昔、夜に輝く星を見て、それらをつなげて形を見立てて名前を付けた。星座と呼ばれ、その姿を題材にしてさまざまな物語が作られた。そんな星に関わるいくつかの物語や、星をきらめかせるフィルター、光害をカットするフィルターなど撮影を便利にするアイテムも紹介。

まさに星に関わる全てを紹介する、満天の星空特集となる。

登場写真家(敬称略)

ATSUSHI OGAWA、柄木孝志、北山輝泰、木村琢磨、saizou、佐々木和一朗、清家道子、関 一也、館野二朗、沼澤茂美、東山正宜、藤原嘉騎、前田徳彦、村田一朗、茂手木秀行、八木千賀子、山梨将典、湯淺光則

話題のEOS R3、11月号はルーク・オザワさんのヒコーキ撮影

驚異的な動体捕捉能力を誇るEOS R3。今月号はルーク・オザワによるヒコーキ撮影での実力を検証する。昼、夕方、夜、流し撮りと1日を通して、画面内を高速で動く被写体を捉えられたのか。ルーク・オザワが考えるEOS R3ならでの新しい撮影方法とは。

RFレンズと行く小さな旅。今回の旅人は高木慎平

RFレンズと行く小さな旅 写真家の眼差しとその軌跡「REAL FOCUS」連載。今回は高木慎平が「RF16mm F2.8 STM」「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」「RF50mm F1.8 STM」を持って沖縄へ。コンパクトな3本のレンズを使ってどのような撮影をしたのかをレポートする。