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ベイヤーセンサー採用のXマウント入門機「FUJIFILM X-A1」が国内発表

 富士フイルムは、Xマウント機「FUJIFILM X-A1」を11月23日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が6万円前後、XC 16-50mmレンズキットが7万円前後、レンズキットにXC 50-230mmを加えたダブルズームキットが8万5,000円前後。

 海外では9月17日に発表済みのモデル。

 撮像素子はAPS-Cサイズ相当の有効1,630万画素CMOSセンサー。同社Xシリーズが多く採用する独自のカラーフィルター配列のX-Trans CMOSではなく、ベイヤータイプとした。よりカジュアル志向の入門モデルに位置づけている。

 X-Trans CMOSを採用する上位モデル「FUJIFILM X-M1」のボディ価格は実勢7万4,800円前後となっており、X-A1の方が約1万5,000円前後安くなる。

 液晶モニターは3型約92万ドットのチルト式。58シーンを認識するアドバンストSRオート、8種類のアドバンストフィルター(カメラ内エフェクト)、カメラ内RAW現像、Wi-Fi機能などを搭載する。ポップアップ式のストロボも備えた。

 感度はISO200-6400(拡張でISO100/12800/25600)。シャッター速度は最高1/4,000秒。ストロボは1/180秒以下で同調する(S/Mモードは1/160秒以下)。連写速度は約5.6コマ/秒。

 動画記録は最大1,920×1,080/30pのH.264。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-I対応)。

 外形寸法は116.9×66.5×39mm。重量は約330g(バッテリー、メディア込み)、約280g(本体のみ)。付属バッテリー「NP-W126」使用時の撮影可能枚数は約350枚。

 ダブルズームキットに含まれる「XC 50-230mm F4.5-6.7 OIS」は、新製品となる望遠ズームレンズ。手ブレ補正機構を採用する。単体では12月に発売する。店頭価格は4万5,000円前後の見込み。

(本誌:鈴木誠)